『君の名は』聖地巡礼に経済評論家「日常の歩道橋や図書館などが対象になっていて非常に新しい、何気ない風景も観光資源になりうる」

アニメ作品の「聖地巡礼」が各地で増えています。

デートの別れの場所として登場した、信濃町の歩道橋。
夜遅くまで、「巡礼者」の姿が見られた。
出会った男性は、遠くからやってきた。
男性は「神戸から。僕、めぐったの初めてですね、『聖地』めぐり。いや、いいですね。
なんか、その世界に入った感じがして。ほどほどにしとかないとなぁとは思います」と話した。
主人公が、バイト先の先輩と、デートの待ち合わせをした、JR四ツ谷駅。
映画と同じポーズで、写真を撮る、カップルの姿があった。
2人は、映画を見て、すぐこの場所を訪れたという。
カップルは、「先輩と待ち合わせている時の。恥ずかしい」、「(映画は見た?)見ました」、
「2日前ぐらいに」、「(良かった?)良かったです」、「めっちゃ、良かったです」、
「本当に良くて、『ここだ!』ってなって、鳥肌が立ちます」、
「(『巡礼』してみて?)なんか、あらためて、もう1回、見たいと思いました」、「わかったうえで」などと話した。
「巡礼」は、若い男女だけではない。

男性は「(仕事帰り?)ええ、そうですね。仕事帰りです。確かに、こういうシーンがあったと思って、
その実物を、せっかくですので。(撮った写真はどうする?)今から、家族にLINEで送ります。
それで、『来たよ』っていって。たぶん、子どもたちが、『ずるい』っていう反応を見て、楽しもうかなと思って」と話した。
爆発的な「巡礼」現象は、なぜ起きたのか。
映画にもくわしい、経済評論家・佐藤治彦さんは「今回の『君の名は。』の『聖地巡礼』は、非常に新しいんです。
さりげない、日常にある歩道橋とか、タクシー乗り場、駅舎、図書館。
こういったところが、『聖地巡礼』の対象になっているというところが、新しいんだと思います。
何気ない風景も、観光資源になる可能性はあるわけですね」と話した。

詳細はソースで
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00337785.html