ヒロイン「やめて！死なないで！」主人公「嫌だ！絶対にラスボスとさし違えて死んでやる！俺は歴史の教科書に載って有名人になるんだ！」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

モブ「主人公は！？」

ヒロイン「ラスボスと激しく戦って、大爆発が起きてラスボスと共に消えたわ！」

主人公「…死にぞこなったか、かなり遠くへ吹っ飛ばされたがここはどこだ？」

主人公「まぁいい、それよりも世間は俺がラスボスを倒したこと世間でで話題になってるはずだ！間違いなく歴史の教科書に載る！」

ニュース「一人の勇敢な少年の活躍によってラスボスはついに倒されました！」

主人公「は？勇敢な少年？」

ニュース「ヒロインは勇敢な少年の仲間だったと伺ってます、今の気持ちをお聞かせ下さい」

ヒロイン「彼のおかげで世界に平和が訪れました、彼の犠牲は忘れません！私は彼が仲間であったことを誇りに思います！」

主人公「おい彼じゃねーよ！？俺の名前を言えよ！」

ニュース「ところで、あなたがグループのリーダーだったのでしょうか？」

ヒロイン「はい、私が彼を仲間に引き入れました！」

主人公「別に間違ってはないがラスボスを倒したのは俺じゃん！？何で自分の手柄にしようとしてんの！？」

主人公「こうなったら俺が自ら名乗りにいってやる！」

ニュース「ええと、実は生きていてラスボスを倒したのは俺だと言い張ってる少年がいますが、彼がヒロインの仲間だったのでしょうか？」

ヒロイン「違いますね」

主人公「おい！？まさか仲間の顔を忘れたとかほざくんじゃないだろうな！？」

ヒロイン「忘れるわけないじゃないですか、大切な仲間の顔ですから…あなたじゃありません、彼はラスボスと刺し違えて死にましたから」

ヒロイン「いるんですよね、別人なのにこうやって他人の手柄を取ろうとする偽物が、死んだ仲間を貶められて私はとても悲しいです」

主人公「ふざけんな！俺は偽物じゃない！」

ヒロイン「捕まえて牢屋にぶち込んで下さい」

主人公「この、放せ！？俺はヒロインを絶対に許さねーぞ！すぐ出て来てぶちのめしてやる！」

こういうのもういいから