勇者「ミネア！俺の女房になってくれ！！！」マーニャ「・・・うん」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2016/12/01(木) 20:36:57.992 ID:ctFS8hW30.net

ミネア「箴言ですか？」

マーニャ「聖書なんて読んでて面白いのかしら・・・」

勇者「聖書以外の本は俺には必要ない」

ミネア「姉さんみたいにいやらしい本ばかり読んでるよりはためになりそうですね。博奕でいつも金欠の誰かさんよりは（ﾎﾞｿｯ」

マーニャ「恋愛小説をいやらしいだなんて頭が固いなあ。博奕だって聖書なんかよりよほどスリリングで実益も兼ねて面白いわよ」

勇者「自分の畑を耕す者は食糧に飽き足り、むなしいものを追い求める者は思慮に欠ける。」

マーニャ「ま、考え方の違いということで！わたくしめはカジノに行って夢を追いかけてまいります！じゃーね！」

ミネア「もう！」

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2016/12/01(木) 20:37:49.688 ID:ctFS8hW30.net

マーニャ（でも勇者のそんな一本気な面も好き・・・ただ趣味が合わない。どうすればお近づきになれるのか・・・）

そして

マーニャ（また負けちゃった・・・二人の言う通りカジノにいくのは控えようかな・・・）

マーニャ（二人は・・・いないのか）

マーニャ「箴言・・・勇者が読んでた聖書か、しおりが挟んである。なんだろう・・・」

マーニャ（ミネアの肖像・・・内容は・・・知恵のある女は自分の家を建て、愚かな女は自分の手でこれをこわす・・・）

マーニャ「まさか・・・そんな・・・」

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2016/12/01(木) 20:41:52.732 ID:s+NAiokM0.net

まだよくわからないから続けて

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2016/12/01(木) 20:44:23.751 ID:ctFS8hW30.net

ｶﾞﾁｬ　マーニャ「？！」ﾊﾟﾀﾝ

勇者「ただいま」
ミネア「あれ姉さん帰ってたんですか？」

マーニャ「お、お帰り！どこ行ってたの？」

勇者「ちょっとね、用事があったから」ミネア「うん・・・別に大したことじゃないから、ちょっと買い物してきただけ」

マーニャ「あ、そう・・・」（あからさまにデキてる・・・！？）

マーニャ（どうしよう・・・でも二人の幸せのために身を引くべきなのか・・・）
そして

マーニャ（もやもやしてても仕方ない、潔く身を引こう、所詮縁がなかったということで・・・ﾊｱ）

勇者「ちょっと留守番しててくれ、行くところあるから。」

マーニャ（・・・）

勇者「おい、聞いてるのか？」

マーニャ「あ、ああ、うん」
ﾊﾞﾀﾝ
ミネア「おはようございます、あら、勇者様はどちらへ？」

マーニャ「用事だって」ミネア「そうですか、じゃあ二人だけですね」

5 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2016/12/01(木) 20:44:25.453 ID:tN7mmnMLa.net

ミネアって割と陰気だよな