【速報】死のう団５名が皇居前で割腹自殺

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

1937(昭和12)年2月17日正午頃、宮城前広場で
32歳の男が「死のう」と書かれたビラをばら撒いたのち、所持していた短刀で自身の腹を刺し病院へ搬送された

同じ頃、国会議事堂前にて男がビラを撒きながら「死のう」と繰り返し絶叫したのち、短刀で腹を刺した

また、外務次官邸を首相官邸と勘違いし侵入した男が玄関脇で割腹し病院へ搬送された

また12:45頃、警視庁正面玄関ホールに現れた22歳の男が、その場に正座して割腹を図っているところを
特別警備隊の巡査に取り押さえられた

更に14:20頃、27歳の男が内務省3階の便所で腹を切り、発見した守衛によって医務室に運ばれた

いずれも細工が施された短刀が用いられており、命に別状はなかった

これら５名の男はいずれも日蓮会という新興宗教の信者であり、教義の
「不惜身命」の精神を著しく曲解しての集団自殺であった
日蓮会は1933年にも「死のう」と叫びながら行進する騒擾事件を起こし糾弾されていた

事件後、教祖の江川は結核により死去し、親族や信者による殉死が相次いだが
日蓮会館は取り壊され、「死のう団」は壊滅した