変態小説書いてみたんだが

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

ペロペロおじさんが私の耳元でガムテープを噛みはじめた。
クチャクチャクチャクチャ、クチャクチャクチャクチャ。
身震いする私が視線を落とすと、ズボンが内側から濡れはじめていた。ペロペロおじさんは失禁していたのだ。
クチャクチャ、クチャクチャ。薄暗いコンクリートの空間で、クチャクチャ、クチャクチャ。
倉庫の鉄扉が開く重い音。
おい偽物め！許さん！
あなたは、まさか！
逆光の中に現れたのは、本物のペロペロおじさんだった。
クチャクチャがやんだ。本物のペロペロおじさんが失禁しながら近づいてくる。
もう大丈夫だょ。
そう言って偽物のペロペロおじさんの肩を叩き、にっこり微笑むと、彼もガムテープを咀嚼しはじめた。
おほぉ。と、安堵しながら屁をこいた偽物のペロペロおじさんもそれに続いた。
左右の耳に、クチャクチャクチャクチャ。というガムテープを噛む音が突き刺さる。
天井が割れ、輝く建材と一緒に１人の男が落ちてきた。降り注ぐ光の中でよろよろと立ち上がったのは、三人めのペロペロおじさんだった。
私はペロペロおじさんが大嫌いになりそうだったから、無理矢理ペロペロおじさんを好きになることにした。
今ではペロペロおじさんは７人だ。
大好きなペロペロおじさんが顔の近くでガムテープをクチャクチャしてくれて、私はいま、とても幸せ。