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FF風ラノベ書きました! 感想ください!

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/16(月) 20:53:42.650 ID:l7QVkm8W0.net
「やめてくれぇ〜〜〜〜っ」
 赤堀は情けない声を出し、自らの排泄物でまみれた床の上を転がるように逃げ惑う。
「名前を、奪ったことは謝る、だから、だから許して、やめてくれ」
 赤堀には見えているのだろう。彼に迫る姿無き『襲撃者』の姿が。
「ロンベルなんだろ? お前はロンベルなんだろ? グラディオラスなんて名前にして悪かった――ひっ!」
 小便を漏らす。小便は川となり、堆積した大便を流す。この部屋には赤堀の小便と大便による無秩序な山河ができていた。
 彼に何が見えているのかは分からない。ただ、この部屋、正確に言えば閉鎖病棟のこの施錠された一室には、赤堀ただ一人しか居ない、それが事実であった。

 彼にその兆候が出始めたのは閉鎖病棟に隔離させられ、12時間目。
 虚ろな目をした赤堀は真っ白な床の上に寝そべり、真っ白な天井をただ見つめ、ただ茫然と「――グラディオラス、ヒースケ――」と呟き始めた。
 医師は統合失調症の症状と判断し、赤堀の尻の穴から試験中の薬物AKHR0721を投薬――そこからだった変化が始まったのは。
 赤堀は見えない何かから逃げ惑い、糞尿をまき散らし、ひたすらグラディオラスとヒースケに助けを求め続けた。
 彼は壊れてしまったのだ。

 状況は次第に悪化していった。彼には見えない物が見え、それから逃げるように部屋の中で狂ったダンスを踊り続ける。
 グラディオラスもヒースケも助けに来ない、ここは彼だけの世界。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/01/16(月) 20:54:26.896 ID:p9tebqqud.net
オリジナルRPGキチガイ

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