少女「足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

少女「なんか……足りない」

少女「…………」

少女「胸が重い……」

少女「どうしてずっと苦しい……」

「もういいんだよ」

少女「だ、だれ！」

「わかるでしょ？私は私なんだから」

少女「……………は、ははは」

「あの時はいじめだったから皆おかしかった。私は気持ち悪くない。普通」

少女「そんなわけ……私は抑えなきゃだめなんだ。頭がおかしいんだから………」

「生きるために自分を抑える必要性あるの？それ、取っ払ったら全部うまくいくよ」

少女「でも……そんなことしたら……また私気持ち悪くなる……ぁあ………あぁああああぁあああああ！！」

「だめだこりゃ」

義兄「おいどうした！大丈夫か？」

少女「ひっ………あ、なんでも……なんでもないの。ごめんなさい……ごめんなさいごめんない」

義兄「…………なにかあるなら言ってくれ。俺は家族なんだから。少女はもう一人じゃないんだ」

少女「あ、ありがとう。でも大丈夫……私、幸せだから……ここの人は皆優しくしてくれるし……幸せ……幸せ」

義兄「……………あと少しで晩飯だからリビング来てな」

少女「う、うん……わかった」

少女「…………………」

「この仮面は心を壊すよ」

少女「そんなことない……うるさい……うるさいうるさいうるさい」