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ヒロイン「私は伝説の一族の唯一の生き残りなのよ!」 主人公「え?」 モブ「マ、マジで!?あの伝説の一族の!?」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/20(火) 03:00:46.324 ID:aU10XENc0.net
主人公(おかしいな、他は全滅したから伝説の一族の唯一の生き残りは僕だけのはずなんだけどな…)

ヒロイン「私に平伏しなさい!」

モブ「は、ははー!」

主人公(なんだか僕の正体がバレたら僕までそういう人間だと思われそうで、誤解されそうで嫌だからやめて欲しいな…でも嘘だと指摘されたら何されるかわからないし、関わらない方が無難だな)

ヒロイン「ちょっと、あなたは何をしているの!?私に平伏しなさい!」

主人公「ごめん、それは出来ない」

ヒロイン「何でよ!?私が伝説の一族だと知ってての狼藉!?」

主人公「失礼します」

ヒロイン「何なのよ、あの男は!?」


ヒロイン「全くムカつくわ!何だったのよ、さっきの男は!」

敵「へー、お前が伝説の一族の生き残りなんだって?」

ヒロイン「何よあんた?そうよ、私に平伏しなさい」

敵「伝説の一族の生き残りならその証拠を見せてくれない?」

ヒロイン「…は、はぁ!?何で私がいちいち証拠を見せないといけないのよ!それより図が高いわよ!私に平伏しなさい!」

敵「証拠を見せられないってことは嘘なんだね?そうだよね、伝説の一族は滅亡したはずだからね」

敵「もし生きていたとしたら、殺さないといけないからさ」

ヒロイン「な、何なのよこいつ…」

敵「証拠を見せないから嘘だと思ってたけど、もしかしたらヒロインが本当に伝説の一族の生き残りで証拠を隠している可能性もあるよね?だからヒロインには今ここで死んでもらうよ」

ヒロイン「ちょ、放しなさい!や、やめて…!誰か…誰か助けて!」

主人公「その手を放せ、嫌がっているだろう」

敵「何だお前は?」

ヒロイン「あ、あんたはさっきの…!?」

敵「この女の知り合いか?まあいい、殺そうとしてる現場を目撃されたからにはお前にも死んでもらうよ」

主人公「残念ながら僕は敵に負けないよ、僕は伝説の一族の生き残りだからね」

敵「何っ…!?その紋章、魔力色…本物だと!?ぐはああああああああああああやられたあああああああああああああああああ!!!」

主人公「やれやれ、君は危なっかしいな…これからは今みたい変な奴に絡まれないように、もう嘘をつくのはやめた方が良いよ?」

ヒロイン「あ、あなた…本物なのね!?本当に伝説の一族の生き残りなのね!?今まで探し続けてやっと見つけたわ!」

ヒロイン「私が伝説の一族の生き残りを名乗っていたのは、名乗り続けていたらいずれ本物に会えると思っていたからなのよ!そして、本物の主人公にはやってほしいことがあるの!だから私についてきて!」

主人公「…は?」

こういうのもういいから

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