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猫「にゃ〜ん」ツメヒッカケ~ 俺「!!!!」シュダダダダダッ(走り寄る音)

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/27(火) 19:37:21.613 ID:2l/6xgzNx.net
しかし背後から男が迫っていることを察知してなお、彼は止めることなく爪を柱に突き立てているのである。ついに男は目的の体温を感じ取れる距離まで近づくと毛に覆われた脇に手を伸ばし始めた。

猫「ナァァ……」

彼は漸く男に警戒し逃走を図ろうと思い立つが、爪が柱に食い込んで肩より上の身動きが取れない。そんな彼に慈悲もなく二つの腕はやがて彼を捉えたのだった。
そしてその腕はまるで重力がそこにあるかのように彼の脇を掴んだまま、下方ではなく、後方に、落ちた。

猫「ナッ!?!」

劈くような悲鳴が風当たりのよい障子で仕切られた8畳間に響く。怒り狂った彼は男に反撃を繰り出すも、男は全く動じなかった。
柱には茄子のような爪が残されていた。


俺「にゃ〜ん(笑)」

〜完〜

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/06/27(火) 19:45:45.068 ID:3C0Qyt520.net
つまんこ

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