このなろうの冒頭でおかしいところｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

――――空を見ていた。

―――あの雲はどこから来たのだろう。

屋上の欄干に体重を預け、俺、三条隆はボーっとそんなことを考える

―――なんで俺……―――なんで生きてるんだろうな……

ふと頭に漠然とした疑問、そして得も言われぬ不安に襲われる。

―――ここを乗り越えたら……やっぱ落ちたら死ぬよな……

目標もやる気も無い、ただただ流れに身を任せて生きてきた。後悔しているわけではないがココロにシコリがコリコリする。

「っ！？」

頭上を何かが横切った。と、ほぼ同時に自身の体重が消える。身をあずけていた柵が外れた、地上２０メートル、隆は宙に投げ出された

「え・・・うわああああああああああああああああああ」
グングンと地面が迫る―――迫る―――せま

目を開ける。視界に広がるのは雲ひとつ無い空。
「あれ……俺……」

「あ！お兄よ！この人目が開いたよ！」
「お、ほんとだな妹よ」

横で誰かが話しているのが聞こえる。聞き覚えのない声。そして今も視界いっぱいに広がっている青空に何かが引っかかっている。

「じゃあお前は水を取ってきてくれ」
「了解よ！」

何か大事なことを忘れているような気がする。ピースのかけたパズル。カロリーの無いコカコーラ。
そんな何かが失われた。

「おい！大丈夫か？」
横で声がする。近いようで遠い、そんな感覚。自分が自分では無い、そんな不思議な感覚に襲われる。
いや、僕は……

「僕は……誰だ？」
「へ？」

僕の横に居る大男が間抜けな声を上げた。