小説書いてるけどバトルシーンが自信ないので感想教えて欲しい

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

これ読んで貰ってどんな感じか聞きたい

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　右への曲がり角の先に奴がいる。殺気を感じた俺は、曲がり角の壁沿いに一瞬、妖刀正宗をちらつかせた。
　その瞬間、火弾が剣先をかすり、爆発した。爆風と衝撃波が俺を覆ったが、自動的に発動したアクティブバリアが弾き返した。

「あれえ？炎が変な方向に曲がったねえ？」
「後ろか！」

　俺は振り返りながら右手で拳銃を抜き、狙いを定めずに後ろを撃ちまくった。
　そうして弾が切れた拳銃を捨て、前に跳んで前転しながら左手の正宗を曲がり角の方に構えなおす。

「ははは、君は楽しいねえ。今までで一番だ」

　視界の先に奴は嬉しそうに、両手を広げて笑っていた。いわゆるバトルマニア、バトルフィリアとでも言うような、俺が一番理解できないタイプの人間だ。

「笑ってる場合か。お前の能力は、火球に変身する能力だな」
「やっぱり見破られていたね。ちょっと血が出ちゃった」

　奴の左手が、血を流している。俺の正宗の先にも、血痕が焼き付いていた。

「痺れたよ、それ。アクティブバリアって奴だろ？これはお土産が増えたねえ」
「……、ちっ。誰が情報を流してるんだ」
「ふふん。それはお互い様だね。君は十分に仕事をしたし、僕は打つ手が無くなった。出直してくるよ」
「ふざけろ、逃がすかぁ！」

　その瞬間、轟音と衝撃と熱が俺を襲った。アクティブバリアが耐久度を超えた仕事をして、急に出力を無くした。地面に倒れ伏した俺を、奴は見下ろしていた。

「……ふふふ、怖いね君。教えておいてあげるけど、君が右手に握ってる妖刀正宗、僕らはまだそれが何なのか知らないんだ」

　奴は残念そうに、首を横に傾けた。そのツラには、興味津々という色がありありと浮かんでいる。

「とっとと失せろ、チキン野郎」
「お互い、組織の苦労はあるよね。次に見たら殺してあげる」

　そう言って、奴は笑い声を上げながら火球になり、夜空に向かって飛翔した。俺は朦朧とする意識の中で、右手に握っていた正宗が地面に転がる音を聞いた。