西野監督は素直だからいいよな？下手な言い訳はしてない、やりたくはなかったけどこの選択しかなかった

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

――終盤の采配。どういう判断で？

非常に厳しい選択。万が一の状況はピッチ上でも考えられた。他会場でも万が一がある。選択したのはそのままの状態をキープすること。このピッチ上で万が一が起きないように。
間違いなく他力の選択を選んだ。負けをキープしている。納得いかない。本意ではない選択。ただシビアな状況だった。
ピッチ上では回すだけではなくオフェンシブにと早い段階ではしていた。選手たちのバランスが非常にこれでいいのであれば、この状態という選択がしている。
重心が後ろに残ってしまう。０―２になったら。最終的に自分がピッチに送ったメッセージはこのままでいい。選手は全うした。
ブーイングに負けずにキープした。メッセージを。あの状況を作ったのは選手ではない。攻撃的にアグレッシブに戦った１、２戦を考えれば、この３戦は何としても勝ち上がる選択。この選択はまったくなかった。
自分の中のプランになかった選択を迫られた。他力。不本意です。選手に遂行させました。Ｗ杯はそういう戦いもあって。
その選択が正解と出れば勝負にも勝ったことなのかな。このグループステージを突破する中でも究極の選択かもしれません。自力ではなく他力を選んだ。
後悔はないかなと思いますが。プランのない選択を迫られたことに関しては。今までのアグレッシブな戦い方で運がついてくれた。ほほえんでくれたのかもしれません。

――どのタイミングで選択した？長谷部を入れたタイミング？

前半終わって両会場０―０。我々が動かなければいけない。このままでいい選択ではダメだと選手には伝えた。守り切る頭は置いてくれ。
アグレッシブに攻撃的に勝ちに行くスピリットで行ってくれ。このままの状況はありえない。攻撃的にいく選択は持ちながらも。ああいう形で失点した。
攻撃的なカードを切る。時間とともに他会場が動いた中で、時間が刻まれる中で自分の選択が変った。長谷部には今の状況を伝えた。
ハイリスクなくイエローカードの指示も出した。今までこんな状況はない。このままで良いと伝えた。そういうメッセージで動けない状況になった。
このままでというのが強くなった。０―２になってはいけない。ポーランドもアグレッシブに追加点という形でもなかった。時間が刻まれる中で選んだ。
長谷部の投入がすべててあったことは間違いない。長谷部が１歩踏み入れる時に状況が変ったらすぐ教えて下さいと。カードのことも伝えました。

――重圧や気持ちの変化はあった？

自分のスタイルは攻撃的というか強気というか。強い選択をしろと選手にも伝えている。上がるかステイか？それは上がる瞬間だ、ちゅうちょするなと。
強い選択を選手には常に求めている。選手は実践してくれた。好転している中で今日のようなゲームはこういうトーンになる。
慎重になるというか。選手に強い選択を求める中で、ゲームの敗戦は不本意です。ただステージに上がれば。そこだけですかね、救いは。

――次のラウンドへの修正点は？

日本のサッカー界が初めて経験するポイントではない。また経験できる。勝ち取った。２大会ともここの時点で全てを出し尽くして１６強の試合に臨んだ日本があった。
おそらく同じような状況かもしれないが、気持ちの上で対戦相手に対して優位なスピリットを持ち、精神的にも今までにとは違う持ち方をさせたい。
すべて出し尽くした延長に１６強があった。そうではない状態に持って行きたい。疲弊しているが、イングランド、ベルギーに対して臆すことなく。
勝ち上がったことに満足することなく、今までとは違う状況で臨むんだと。今日の分まで強気でゲームを迎えたいと思います。

――先発大幅変更の理由は？疲労？和？

常に和はある。勝ち上がることを前提に考えた。出てない選手を起用したい気持ちではまったくない。３戦目で目に見えないダメージがある。
同じスタートでももちろん戦えたと思う。試合の前の判断で思うような１、２戦とは違う。フィジカル的に相当なダメージを受けていたと感じる。
間違いなく同じようなスピリットの中でやってもらえる中での選択。不正解という気持ちは一切ない。

――イングランド、ベルギー、どちらがいい？

ワールドクラス。やりがいがある。自チームを整えて分析してどんな戦いができるか。現時点では両チームとも対戦したい。

https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2018/06/28/kiji/20180629s00002014096000c.html