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半年かけて練った小説のプロットが完成した

215 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/07/02(月) 23:59:48.810 ID:jYJ7RJnx0.net
髪を後ろで一つに束ね、上質な深紅のコートを羽織り、ハイヒールを鳴らし闊歩するその姿は、見る人に敏腕なキャリアウーマンを思わせるだろう。
だが、彼女のその目つき、人を喰ったかのような、いや、実際に人を喰い殺したことがあると言われても不思議はないその異質な目つきが
決して彼女がそのような存在ではないと教えてくれる。

人を人と思わぬような、彼女のその捕食者の眼差しは、肉親であるアキラを見ても変わることはしない。
だが、そんな視線を向けられながらでもアキラは彼女に美しさを感じられずにはいられなかった。
さきざくらユミ、アキラは物心つく前からこの名前を知っている。血のつながった実の姉だ。

彼女は喫煙所まで来ると、アキラを一瞥しただけで、挨拶もせずにコートのポケットから、窮屈そうに潰れたタバコの箱と安っぽいライターを取り出した。

なんとなく俺ならこうかくの素人レベルで登場シーン描いてみた

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