2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【ジムニー】壱ジムニー、弐ジムニー、参ジムニー…ジムニーのボディーが一枚、ジムニーのパーツが二枚、ジムニーのフレームが三枚…

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/07/06(金) 15:29:35.104 ID:1vFXfa3j0.net
時は平成時代。モノコック派の氾濫やエコガイジ(カタログ燃費第一主義)などの天変地異が打ち続き、現代の馬車こと自動車業界は衰微していた。


ある暮れ方、退廃したデザインのC-HRの下で若者が途方に暮れていた。
若者は数日前、勤めていた会社から解雇され、トヨタ様から唆されて買わされたC-HRを手放そうと考えていた。

ブラック企業の横暴による給与減と老いぼれ共による富の独占によって生活の糧を得る術も無い彼は、いっそこのまま無職になろうかと思いつめるが、どうしても「勇気」が出ない。

そんな折、中古車屋にモノコック以外の気配を感じた彼は、興味を覚えて店に入ってみた。


店にはブームにより作られただけの魂の無い中古モノコック車がいくつも棄てられていたが、その中に灯りが灯っている。
今は絶滅したと思われていたラダーフレームのクロカン四駆から降りた男が、これまた古いクロカンからパーツを剥ぎ取っているのである。

男の行為に激しい怒りを燃やした若者は男に襲いかかった。
男は、剥ぎ取ったパーツで四駆を補修して更に長く乗ろうとしていた、と自身の行いを説明する。

さらに男はこう続ける。
「古い車のパーツを使って車を直すことは、モノコック車ではやりたがらないことだろう。
 だが、それはジムニーが走り続けるための仕方の無い行いだ。
 ここに在るジムニーも、生前は同じようなことをして生きてきたのだ。」
と。


この「ジムニスト」と畏怖を込めて呼ばれる男に怒りを燃やしていた若者だったが、ジムニストの言葉を聞いて勇気が生まれる。
そして若者はC-HRをSUV専門店に極力高値で売却するや、その先にある鈴菌のディーラーへと消えていった。


若者の行方は、誰も知らない。

2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/07/06(金) 15:32:11.071 ID:/E50W8Mbd.net
なんやこれ一体
頭おかしなるで

総レス数 2
2 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200