家庭教師「ここが今日から私が働くお家……こんな豪華なお屋敷初めて見た」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

執事「今日からお嬢様の教育を担当される家庭教師様でいらっしゃいますね
ご案内いたします」

家庭教師「あ、はあ……(執事なんて現実にいたんだ……)」

執事「お嬢様は我儘な気らいがありまして、数多くの有名な家庭教師でも諦めてしまったのです
そして仕事を頼んでも断られるようになってしまい……そこで貴方様にご依頼したというお話は聞いていますよね？」

家庭教師「あ、はい！(仕事がないからとりあえず引き受けたけど……どんな娘なんだろう)」ｺﾞｸﾘ

執事「こちらになります
お嬢様、家庭教師の方がいらっしゃいました
ドアをお開けいたします」ｶﾞﾁｬ

お嬢様「……」

家庭教師「きゃっ、可愛い～！
じゃなかった、今日から家庭教師をやる家庭教師です！
よろしくね！」

お嬢様「」ぷいっ

執事「お嬢様はいつもこんな感じで、私共も手を焼いているのです……
賢いお方ですので、勉強よりも人付き合いの面を重視いただければと存じます
それでは私はこれにて失礼いたします」ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

家庭教師「うーん……(とりあえずマニュアル通り、まずは趣味とかの話でほぐさないと！)
お嬢様ちゃんは好きな食べ物とかある？」

お嬢様「……フォアグラ」

家庭教師「フォアグラ……
(どうしよ～！私フォアグラなんて食べたことないよ！)

じゃ、じゃあ好きなカップ麺は？」

お嬢様「かっぷめん？」

家庭教師「……え？」