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淫魔♀「わ、おにーさん強そう♡」童貞俺「サキュバス討伐隊に選ばれ、勇者と呼ばれたこの俺が淫魔などに負けるはずがないな」

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:18:34.261 ID:KYkteZT20.net
俺「はぁ、やることねーわ…うちの村って本当娯楽ねーわ」

俺「オナニーでもしよっかな」

ドンドン

母ちゃん「入るよ」ガチャッ

俺「うわっ!ノックの後一拍置いてから入ってくれよ!」

母ちゃん「あーまったくあんたは細かいね。そんなことより、お客さんが来てるよ」

2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:20:19.985 ID:2CUO4BAip.net
期待

3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:22:33.416 ID:KYkteZT20.net
俺「客?誰?」

母ちゃん「首都の騎士団の方だってさ。あんた、何かしたの?」

俺「へ?騎士団?」

母ちゃん「どうせなら頼み込んで騎士団に召し抱えて貰ったらどうだい?そろそろ働いてほしいもんだね」

俺「よ、余計なお世話だ。とにかく会ってみるよ」

4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:25:10.050 ID:KYkteZT20.net
-リビング-

母ちゃん「どうもお待たせしました、これが息子の俺です。ほら、挨拶しなさい」

俺「あ、どうも…」ペコリ

女騎士「……」

俺(うわっ、おっぱいでけぇ)

俺(それに首都騎士団の装備、初めて見た。一体こんな辺鄙な村に何の用事で…)

5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:30:41.349 ID:KYkteZT20.net
母ちゃん「さ、俺、女騎士さんの体面に座りなさい」

俺「あ、あぁ…」

母ちゃん「愛想がなくてごめんなさいねぇ。それじゃ、すぐにお茶持ってきますので」

女騎士「あぁお母さん、お茶は不要です。それと」

女騎士「俺君と二人きりにして頂けませんかな?少々人には聞かれたくない話でして」

母ちゃん「ええ、分かりました」

母ちゃん「…あんた、本当に何したの?」ヒソヒソ

俺「何もしてないって!」

6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:34:29.992 ID:KYkteZT20.net
母ちゃん「話が終わるまで部屋の外で待っていますね。では、どうぞごゆっくり」ガチャ

女騎士「…早速本題に入ろうか」ズイッ

俺(身を乗り出すとおっぱいも前進してエロいな…)

俺(話が終わったらこれを思い出して抜こう)

女騎士「君が童貞ということを見込んで、サキュバス討伐隊の戦士として働いてほしいのだ」

俺「え?」

7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:38:56.148 ID:KYkteZT20.net
女騎士「竜種が絶滅して以降、サキュバス、つまり淫魔が魔族の最大勢力となっているということは知っているだろう?そこで――」

俺「…いや、知らないんですけど」

女騎士「なに?」

俺「ここ、ド田舎なんで…人型の魔物とかって滅多に出ないんですよ」

女騎士「そうなのか?確かに言われてみれば、いやに寂れた場所だと思っていたが…となると、獣種の魔物くらいしか見たことがないのか?」

俺「そうですね。それに俺、民兵団に入ったこともなくて、戦闘経験とかないんですよ。騎士団とかはその、ちょっと」

女騎士「まぁ待つんだ」

8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:41:01.836 ID:KYkteZT20.net
女騎士「戦闘経験の有無は然程重要ではない。いや、あるに越したことはないが、後々訓練すれば済むことなのだ」

俺「はぁ」

女騎士「君がもやしのような身体をしていようとも、そこまで重大な瑕疵ではない」

俺「……」

女騎士「君が童貞であること、それが最も重要なのだ」

俺「ちょ、ちょっと待って!」

9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:41:54.136 ID:7Jpf5epn0.net
支援

10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:43:39.943 ID:KYkteZT20.net
俺「さっきも言ってましたけど、なんで童貞って」

女騎士「そうだな、見るからにといったところか」

俺「……」

女騎士「冗談だ、既に調べはついている。首都騎士団は優秀なのだよ」

俺(なんかむかつくなこいつ…おっぱいでかくなかったら文句の一つでも言ってたところだわ)チラッ

11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:44:39.329 ID:GUQU9N+I0.net
ガンガン討伐してほしいわ

12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:46:46.643 ID:ZCBjPVBI0.net
エロ描写はきちんと

13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:47:39.801 ID:KYkteZT20.net
女騎士「そして…」

女騎士「童貞であることに加えて心身健康であり、性欲旺盛な若者であること、これがサキュバス討伐隊員の要件だ」

女騎士「こちらについては、君がさっきからちらちら見ていることが証明しているようだな」

俺「えっ!?え、えっと、いや、そんなことは」

女騎士「それで、君は加入してくれるのかな?」

14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:50:20.118 ID:7yRqMelQM.net
別に女騎士団作ればよくね?

15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:54:20.362 ID:KYkteZT20.net
俺「ちょ、ちょっと待って下さい。なんで俺なんですか?童貞なんて幾らでもいるじゃないですか。なんでわざわざ俺を」

女騎士「この村には君しか童貞の若者はいないんだ」

俺「は?」

女騎士「正確には、討伐隊員に募集している年齢以上の若者となると、童貞は君のみだ」

俺「え?何言ってんの?そんなわけないでしょ?いくら若年層の早熟化が進んでるっていっても、俺と同い年全員童貞じゃないってそんなことある?」

女騎士「事実だ」

俺「同級生のデブ君とかオタク君も?」

女騎士「彼らも非童貞であるし、デブ君は既に所帯を持っている」

俺「……」

女騎士「童貞は君だけだ」

16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 22:59:37.806 ID:KYkteZT20.net
俺「じゃ、じゃあさ、この国全体で言ったらさすがにどうよ?国民全員、俺以上の男はみんな童貞捨ててるなんて、さすがにないでしょ?」

女騎士「勿論だ。他の地域の童貞たちにも勧誘はかけている。君はその中の一人だというだけだ」

俺「あ、そうですか…」

女騎士「分かって頂けたかな?」

俺「いや、待ってくれ。そもそも、まずどうして童貞のみの取り立てを?」

17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:04:46.268 ID:7Jpf5epn0.net
支援

18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:05:09.280 ID:KYkteZT20.net
女騎士「ふむ、それについては…まず君は、淫魔がどういった魔物であるか、知識はあるか?」

俺「えっと、要はその…エッチな魔物でしょう?正直それくらいしか知らないんですけど…」

女騎士「いや、それで構わない。むしろ知識が少ないのは好都合だ」

女騎士「詳しいことは討伐隊に加入した後で座学を受けて貰う形になっているのだが、淫魔という魔物は現在その勢力を大きく広げている」

女騎士「何故か?それは人間と魔族が争いの最中にあるからだ」

女騎士「淫魔は魔物の中でも知性が発達しており、そして特に人間の…機微、というものについて敏い」

女騎士「その点において淫魔は特に稀有な特性を持っていると言える。人間のことを深く理解し、取り入るということについて躊躇がないのだから」

19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:08:57.997 ID:wz4QRsR70.net
実は淫魔スレかと思ったら>>1で母ちゃん出てきて笑ったわ

20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:13:33.467 ID:KYkteZT20.net
女騎士「淫魔は人間を利用してその数を増やしていったのだ。単純な魔物と異なった存在であり、我々騎士団も正直、手こずっているというのが現状だ」

女騎士「そこで我々は淫魔に対するための、専門の部隊を新設することにした」

俺「それが、サキュバス討伐隊…」

女騎士「そうだ。淫魔は先ほども言った通り人のことを良く知っている。その優れた感覚と観察眼で、僅かな動作などからもその人間のことを上手く読み取る」

女騎士「淫魔の観察眼は、我々人間が同胞に向けるそれよりも鋭くあるとさえ主張する学者さえもいる。一説によれば淫魔は読心の力を持っていると言うから、それ故なのかもしれないが」

21 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:19:26.576 ID:vdEmoaOh0.net
なんか下りが長いな
まるで童貞が作った文章みたい

22 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:19:55.243 ID:KYkteZT20.net
女騎士「そういった理由から、淫魔の前では敵意や警戒心などというものを隠し切ることは出来ない」

女騎士「そして淫魔は慎重で、狡猾な――闇に紛れる種族だ」

女騎士「我々の心に潜む警戒心を見透かされれば、淫魔は我々の前に姿を現すことはないだろう」

女騎士「厄介なのは、人間と変わらぬ容姿をしているのことだ…逃げ隠れる淫魔を見つけ出すことは容易ではない」

女騎士「どれほどの剛力を誇る勇士でも、膨大な魔力と知見を有した賢者であっても、こうなっては無力だ」

女騎士「そこで淫魔に警戒されづらい、童貞を起用することにしたのだ」

23 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:24:33.978 ID:KYkteZT20.net
女騎士「非童貞は交合が如何に魅惑的であり、またその最中に己が如何に無防備になってしまうかを知っている。無意識的に淫魔に対して身構えてしまうのだ」

女騎士「その点、童貞は無垢であるが故に余計な身構えをせずに済む。淫魔に対しては唯一無二の精鋭となる」

女騎士「これで理解して貰えたかな?君には是非、サキュバス討伐隊に参加して頂きたい」

俺「い、いやでも、急に言われても…俺は…」

女騎士「そういえば君、ニートだそうだね」

俺「…!」

女騎士「そろそろ――お母様を安心させてあげた方が、いいんじゃないかな?」

俺「……」

24 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:26:32.800 ID:ZeNZ08v30.net
>>21
まるでと言うかそのものだ

25 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:29:06.168 ID:eTae7l450.net
長い
早く本題に入れ

26 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:30:09.327 ID:KYkteZT20.net
-廊下-

母ちゃん「…話は終わったの」

俺「あぁ。母ちゃん、俺…」

母ちゃん「どうしたの、真剣な顔して。何の話だったの?」

俺「俺、首都騎士団に入るよ」

母ちゃん「!」

俺「え、えっと、女騎士は勧誘に来たというか…あ、でもすっごい地味な雑務とか事務の仕事っていうか、あ、その、」

母ちゃん「あんた!!!」

俺「えっえっ」

母ちゃん「良かったわね…!金は出してやるから、胸を張って首都に行きなさい!」

27 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:34:31.596 ID:KYkteZT20.net
-玄関-

女騎士「お母様の了承は頂けたか?」

俺「…はい」

女騎士「先程言ったが、サキュバス討伐隊は秘密部隊だ。ちゃんとお母様にもそのことは伏せて話したか?」

俺「ええ。というか母ちゃんに、童貞しかいない部隊にしか入りますとか言うのはちょっと無理」

女騎士「よかろう。では君には一週間以内に首都に来てもらおう。詳細についてはこちらの紙に記載してある」ピラッ

女騎士「我々は、君の力を頼りにしている。ではさらばだ」

俺「……」

28 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:35:26.847 ID:KYkteZT20.net
長くなるしエロシーン入るまでも長くなりそうなことを先に断っておく
落ちたらまた明日核

29 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:40:56.041 ID:KYkteZT20.net
-旅立ちの日-

母ちゃん「ちゃんと持ち物は持った?地図は?着替えは?推しアイドルのブロマイドは?」

俺「持ったって!昨日から3回目だから、それ!」

母ちゃん「そうか。じゃあ、これを持っていきな」

俺「剣?うちにこんなの、あったんだ」

母ちゃん「昔、父ちゃんが地方騎士団に入ってた頃使ってた形見だよ」

俺「生きてるじゃん、父ちゃん」

母ちゃん「そういう野暮な突っ込みしてると、女の子にモテないわよ。さっ!早く行ってきなさい!ご飯ちゃんと食べるのよ!」

30 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:49:08.331 ID:KYkteZT20.net
-森の中-

俺「街道を2日進んだ…この森を抜ければ宿場があるはずだ。今日はそこまで行って休むことにしよう」

俺「ニート生活で弱った足腰で首都まで行くのは辛いと思っていたが、意外となんとかなってるな…やはりオナニーしていてよかった」

\キャー!/

俺「なんだ!?悲鳴!?」

俺「あっちからだ!」ガサガサ

31 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/18(土) 23:58:06.667 ID:KYkteZT20.net
女の子「キャー!こ、来ないで…」ガタガタ

オーク「グヘヘ」

俺「オークが女の子を襲おうとしている…!」

オーク「グヘヘ…」

女の子「誰か…!」

俺「た、助けを呼ばないと…でも宿場まではまだ距離があるし、この辺りに人影なんて誰も…」

俺「お、俺が助けて…」

俺「……」

俺「無理だ。戦闘経験もない俺が、あんな強い魔物に立ち向かったところで死ぬだけに決まってる…」

32 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/19(日) 00:04:58.540 ID:6rVf8Adw0.net


33 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/19(日) 00:05:52.908 ID:CRk4YrMD0.net
俺「これも自然の摂理だ。気付かれる前にここから…」

女の子「…そ、そこの人っ!」

俺「!」

女の子「助けて!た、助けて下さいっ!」

俺「あ――」

俺(女の子の綺麗な瞳と、目が合ってしまった)

34 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/19(日) 00:12:21.930 ID:CRk4YrMD0.net
俺「うわああああぁぁっ!」

俺(女の子を見捨てて、今すぐ踵を返して逃げなければならなかったのに)

俺(高まった緊張の所為なのか、一瞬全身が痺れるような感覚と共に、俺は爆発でも吹き飛ばされたように真っ直ぐオークに向かって駆け出していた)

オーク「グヘ?」

俺「おぉぉぉおお!」グオッ

俺(無我夢中で振った考えなしの剣筋は、しかし)

オーク「グヘッ!」バキィッ!

俺(奇しくもオークの脳天を捉えた)

35 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/19(日) 00:21:13.524 ID:CRk4YrMD0.net
女の子「あ…」

女の子「た、助けてくれたんですか!?ありがとうございます!」

俺「え、え?待った、まだオークが――」

女の子「オークならもう倒れたみたいですよ」

俺「えっ?でも剣で一発殴っただけで…」

女の子「一撃で倒すなんて、凄いですね!名のある戦士の方ですかっ?」

俺「えっ、その、」

女の子「お礼を言わせてほしいです!お名前はなんと言われるのですか!?」

俺「えっと、あの、あっあっあっ」

36 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/19(日) 00:34:58.577 ID:xkWnPzMn0.net
喘ぐなよ

37 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/19(日) 01:10:26.234 ID:x2yqUkYep.net
前のオナニー思考ワロタ

38 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2018/08/19(日) 01:11:43.655 ID:x2yqUkYep.net
前のオナニー思考ワロタ

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