俺の脳内特撮ヒロインラノベ『蛇龍剣聖ウルスラ』が面白すぎると話題に

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

普通の女子高生、宇賀波浪(うがなはる)は、ある日旅行に来ていた竜ヶ岬湖の橋の上から足を滑らせて落下してしまう
朦朧とする意識の中で彼女は湖底にて遥か古代に沈んだ八支刀<ハットゥ>を手にする
一方その頃、竜ヶ岬近辺の街では『ハサミや包丁と言った刃物が消失する』不可解な事件が発生していた
一般人は感知できない妖邪【千刃怪龍ベンシュラー】が己の武器となる刃物を盗んでいたのだ
ハットゥを握りながら岸に流れ着いた波浪、既に陽が暮れて辺りは夜となっていた
なんとか旅館に帰ろうとする彼女をベンシュラーが襲撃する。妖邪は神器であるハットゥの力に惹かれて現世に出現したのであった
逃げ惑う波浪、橋の上に戻ってきた彼女を街中から盗まれたであろう刃物が取り囲む
絶体絶命のピンチに彼女が持っていた剣が眩く光り出した。ハットゥに封じ込められていたのは蒼海色の鱗を纏う蛇龍ウルスリタンであった
ウルスリタンは波浪の身体に入り込み、彼女を海と龍の力を持つ勇者【蛇龍剣聖ウルスラ】に変化させた
ウルスラは『水龍剣』で刃物を薙ぎ払う。影から現れたベンシュラーは二本の薙刀を手に彼女に襲いかかるが
ウルスラの超能力の一つ、間欠泉のように地面から水を噴出させる『アクアプレッシャー』によって空中に打ち上げられてしまう
隙を逃さずウルスラは両腕をクロスさせて必殺光線『フォトンスプラッシュ』を撃ち放ち、大妖邪ベンシュラーを爆砕したのであった

元の姿に戻る波浪。形代だけになったハットゥは砂となって崩れ去り、帰る場所を失ったウルスリタンは未だ彼女の中にいる
少女と龍、二人の不可思議な物語は幕を開ける