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シンギュラリティは起こるのか

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:06:38.295 ID:+YGrmNa40.net
テラの100万倍「エクサスケール」の衝撃-シンギュラリティ-#01

http://ja.catalyst.red/articles/saito-watanabe-talk-1/

2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:07:38.147 ID:+YGrmNa40.net
はい

3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:08:15.182 ID:M9Z6ZnT10.net
そのうち起こるけど2045年には無理でしょ

4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:09:01.751 ID:+YGrmNa40.net
渡辺:エクサというとテラの100万倍、ペタの1000倍。これが理解できるのかということですね。

齊藤:エクサという単位自体が100京(京は1兆の10,000倍)にあたるんですが、単位自体にもちろん意味があるんですけれど、ちょっとそこから離れて考えてみましょうか。

ムーアの法則が終わるとか終わらないとかと、言われてます。

ちょうど今年でムーアの法則の50周年になるわけですけれど、この50年間、たゆまず1年半、18カ月で1つの半導体に集積できるトランジスタ数が2倍になってきました。

これは1年、12カ月では160%なんですね。毎年1.6倍ずつ、1つの半導体に集積できるトランジスタ数が増えていくということなんですね。

5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:09:48.015 ID:+YGrmNa40.net
ところが、コンピューターそのものの進化でいうと、そのまま1.6倍ということではないんですね。
なぜなら現在のスパコンは、1個の半導体が使われているのではなくて、へたをすると100万個単位のプロセッサを使っていたりもするからです

コンピューターをシステムとして捉えたとき、実は60%ではなくて、毎年100%ずつ性能が伸びているんです。
1年に2倍ですね。これを10年続けると1024倍なります。
ですから、この1000倍という単位は、ITの世界では実はたった10年でクリアできてしまうんですね。
その更に1000倍の100万倍でも、僅か20年でクリアできてしまうことになります。

渡辺:なるほど。

齊藤:コンピューターの性能に限らず、マイクロSDカードの容量って2005年当時は128MBでした。いまでは普通に128GBが売られていて、去年の年末には512GBになっていました。容量は11年で4000倍にもなっているんです。

渡辺:たしかに。それは分かりやすいですね。

6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:10:16.267 ID:+YGrmNa40.net
齊藤:だから性能とか容量っていうのはコンピューターの業界でいうと、ざっくりですが毎年2倍、10年で1000倍、20年で100万倍になることが当たり前だと思わないといけないんです。

コンピューターって1942年、43年頃に最初のものが動き出して、当時は戦争の暗号解読とかにENIACとかが使われ始めたのが最初ですが、たった73年前の話なんですね。
ムーアの法則以後のこの50年間だけとってみて、どうなっているかというと、毎年2倍で50年。性能は何倍になっていると思いますか。

渡辺:1000の5乗ですね。

齊藤:そうですね。これを計算すると、実に1126兆倍にもなっているわけですよ。

渡辺:(笑)

齊藤:10年で1000倍、20年で100万倍、30年で10億倍、40年で1兆倍、50年で約1000兆倍。これだけの進化を過去50年で遂げているんですね。

7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:11:15.131 ID:+YGrmNa40.net
テラは現在、誰もが当たり前に使えるようになりました。でも10年前、20年前を思い出していただくと、誰もテラなんて触ったことがないわけですよ。

渡辺:そうですね。言葉もほとんど使われなかった。

齊藤:20年前の当時は、まだメガバイトが主流だったわけですよね。フロッピーディスクは1.4メガバイトとかでした。

8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:11:38.485 ID:+YGrmNa40.net
齊藤:エクサって誰も想像つかないと言われてますけど、数年するとペタは普通に使われるようになっていて、10年経つとペタの1000倍のエクサも、スパコンではなくて個人レベルで使えるような時代に必ずなります。

渡辺:そうですよね。20、30年前にスーパーコンピューターと呼ばれていたものがいまのiPhoneと同じくらいと言われているので。

齊藤:そうですね。だいたい20年くらいでスマホくらいの大きさになるので、現在世界一と言われているスパコンは、15年から20年で手のひらサイズになります。

渡辺:全員がいまでいうスパコンを持っているという世界ですね。

齊藤:そうです。だからエクサというのは、はるか遠い未来の話ではなくて、数年で身近なものになってきますね。

テクノロジーや人工知能の進化などの加速する要素が増えてきていて、これが相互作用で加速度を加速させているので、これまでの50年間は1年で2倍の性能向上速度でよかったんですれけど、たぶんこれからの50年間は1年で2倍などではすまなくなります。
進化が更に加速化されていくことは、疑いの余地がありません。

9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:12:53.201 ID:jGNCtNGG0.net
自動運転すらぜんぜん思うようにならない、最近は「いや実は昔から世界中で研究されていた分野なんですから、そんなすぐに進歩しませんって」とかいいわけし出す始末だし
まあ俺たちが生きてる間めどは立たないね

10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:13:42.546 ID:+YGrmNa40.net
齊藤 元章(以下:齊藤):エネルギーがフリーなって、次は衣食住のなかで食べ物がフリーになって、土地とかもフリーになって、とにかく衣食住がこと足りるようになって、そのうち贅沢品もお金を出さなくても手に入れられるようになるとお金はいらないですよね。
経済成長って何ってというところに行かざるをえないですよね。

渡辺 健太郎(以下:渡辺):さっきの少子化対策の議論の意味がなくなるのと同じように、将来が心配だからお金を使わないということ、これは経済そのものなんでしょうけど、意味がなくなりますね。

生きていくことに何の不安もない時代になる。

齊藤:人間にとって一番理想な生き方は、自分の持っている時間でやりたいことだけを追求できることだと思います。それ以上にすばらしいことはないわけですよね。

あと人間は1人では生きていけなくて、たくさんのひとと繋がりたい、どこかのコミュニティに属している実感、孤独感を払拭する何かが必要なのだろうと思いますが。
衣食住がこと足りるようになって、生活の糧のために働くなくていいわけですから、24時間365日あなたの好きなことをやっていいです、という状態が訪れます。他人に危害を加えたり、社会に迷惑をかけたりしないのであれば、何をやってもいいですという夢のような世界です。

11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:14:27.293 ID:+YGrmNa40.net
芸術にまい進するひともいれば、スポーツに興じるひと、哲学や学問に向かうひともいる。世界遺産を巡りに、四六時中旅行に行きたいというひともいるでしょう。

生まれたその瞬間からその状況が整っていて、いまみたいに65歳定年退職までやりたいことできずに我慢して、さてようやく退職してやりたいことができるかなと思ったら、今度は老後の心配をしないといけなくて、という現在の常識ではなくってきますよね。

でも、一体全体、どちらの生き方がより人間的、あるいは人間として本当に幸せでしょうか?我々は固定観念に縛られすぎてしまっているのだと思います。

渡辺:まさに前提が変わるということですね。

12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:15:21.859 ID:+YGrmNa40.net
齊藤元章(以下齊藤):もう一つ、我々が常識を払拭しなくてはいけないのは、個人は1人の人間で閉じてしまっているという当たり前の事実です。
ところが、おそらくこの常識が間もなく崩れ去ります。

個人の個性、基本的人権は保たれるのですが、それでもつながっていたいじゃないですか。
つながりたくても究極につながることができない、その制約条件は実は頭蓋骨なんですよ。

渡辺 健太郎(以下渡辺):頭蓋骨ですか。

齊藤:我々の意識とか知性とか感情というものの全ては、残念ながらこの1.3リットルの脳という形で頭蓋骨に閉じ込められているんですよ。

人工知能や機械的な知性が我々よりはるかに賢くなってしまったとき、この制約がある限りはそれらに対抗することは無理と言わざるをえません。

渡辺:対抗するには外部と接続できることが重要になる。

13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:15:44.480 ID:+YGrmNa40.net
齊藤:そうなんです。
我々の脳のなかでは、1000億個の神経細胞が100兆個ものシナプス結合をもっていて、コネクトームという非常に複雑で緻密なネットワークを構成しているんです

現在のインターネットのような粗なネットワークではなくて、遥かに密度が高くてダイナミックに接続が変化できるような奇跡的な仕組みがあるんです。
この我々の脳のコネクトームを、まもなく頭蓋骨から開放することができるんですよ。

渡辺:まもなくですか!?

齊藤:ブレイン・コンピューター・インターフェースというのが色々なところで開発されていて、既に技術的には我々が寝ているときに見ている夢の映像などは、かなり正確に再現できるようになっているんです。

これは脳血流を見ていて、ある画を100パターンとか1000パターンとか見せて、こういう血流のときは、こういうマッピングで、と脳血流と画のパターン関連付けるわけです。
それを記録しておいて、夢をみたときとか目を閉じたときに、例えばりんごを想像したときには、その脳血流のパターンになって、色や形や大きさを詳細に再現できるんです。

渡辺:血流をスキャンすることで何をイメージしているかが分かると。すごいですね。

14 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:16:52.277 ID:+YGrmNa40.net
齊藤:要は、人間の脳とコンピューターはつながりつつあって、あと数年するとほぼ確実に完全につながるようになります。

渡辺:数年なんですか。

齊藤:数年です。
人間とコンピューターがつながると、コンピューターを介して、でもそれを意識することなしに、ここで僕は渡辺さんと言葉を介さずにテレパシーのように会話できるようになるんですよ。

渡辺:言語というインターフェースが要らなくなる。

齊藤:言語っていうのは、直接つながってないまったく違う個人とのコミュニケーションを取るために共通のインターフェースと存在しているだけなので、それも要らなくなります。

15 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:17:53.731 ID:+YGrmNa40.net
齊藤 元章(以下齊藤):レイ・カーツワイル氏は著書で第6段階まで予言していますが、いまの文脈でいうと第6段階はどういう形になると思いますか。

渡辺 健太郎(以下渡辺):人類が1つの意識になったとき、宇宙には似たようなものがいくつかあって、それ同士が繋がるようになる。

齊藤:そうですね。地球が存在する銀河の中にはスーパー・アースと呼ばれる、地球と同じような人類と同レベルの知性をもった生命体が存在してもおかしくない惑星が、数十億個はあると言われています。

普通に考えると、何百光年、何百万光年離れていて、それらの惑星とどうやって通信するんだと思うかもしれないですが、量子通信を使うと光速などは関係なくなるので、瞬間的に通信できるようになる。

でも知生体同士が同じタイミングで存在しているという「同時代性」はどうするのか、という話になるんですが、実は時間も超えられるような話が宇宙物理学的には存在していて、光速を超越した瞬間に、時間ですらもコントロールできることになります

16 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:19:16.554 ID:+YGrmNa40.net
そうすると、今度はアーススケールではなく、地球を一つの神経細胞に見立てたギャラクシースケールのコネクトームができることになります。

ところが困ったことに、というよりも嬉しいことに、宇宙の中には1500億個もの銀河が存在しています。
ここでも再び、1つ1つのギャラクシースケールのコネクトームを1つの神経細胞と見立てることで、1500億個の神経細胞によるユニバーススケールのコネクトームができるわけです。
恐らくこれが第6段階で、宇宙全体に知性が満ち渡った状態になります。

渡辺:その後はどうなるんでしょうか。

齊藤:カーツワイル氏は、実は第6段階の後どうなるかということもコメントされていて、そのユニバーススケールのコネクトームが、更に新しい宇宙をつくりだすでしょうと仰っています。

実際、並行宇宙や異次元宇宙という話はあって、今度は1つの宇宙が神経細胞になって別の宇宙とコネクトームをつくっていくので、スーパーユニバーススケールのレベルになります。

これで私が言いたいのは、進化というのはたぶんそこまで行かないといけないものであり幸いなことに、我々はそこにいくまでの技術レベルに間もなく到達しようとしている、ということなんです。
であれば、それは何としても見届けたいですし、それを見ないと死ねないと思いませんか?

17 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:21:07.178 ID:fZOg/f+7a.net
アフィ記事でも作ってんのか
最初からテメェのブログでやってろよ

18 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:23:26.253 ID:+YGrmNa40.net
齊藤 元章(以下齊藤):定義の問題もありますけど、もともとレイ・カーツワイル氏も2029年には1台のコンピューターが1人の人間の知能を超えると言っているのですが、
たぶん1人の人間の知能を超えることと73億人の知能を超えることにそう大きな差がないことは、あまり指摘されていないかと思います。

人間の脳の動作速度はすごく遅いんですよ。1秒間に1回とか数回しか脳神経は発火できません。翻って半導体は1秒間に数十億回も発火できるので、半導体に置き換えた瞬間に10億人分になるんですよ。

但し、人間の知性は1000億個の神経細胞と100兆個のシナプスがないとつくれないと思っています。
しかも、それはノイマン型のコンピューティングの延長線上にはないので、どんなに高速なスパコンをつくっても、どんなに高速な人工知能エンジンをつくっても、そこに汎用性は生まれてはきません。

ですから、愚直に1000億個の神経細胞と100兆個のシナプスを持った人間の脳をつくらないといけないと考えています。
我々は、まずスパコンを開発し、次には人工知能エンジンも開発していますが、その先には、非ノイマン型のニューロモーフィックな人間の脳を真似た汎用人工知能をつくろうとしているのです。

19 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:26:26.807 ID:+YGrmNa40.net
ただその構築には、生命体の有機構造体ではなく半導体を使いますので、動作した瞬間に人間の脳より10億倍性能が高いことになります。
73億人であれば、そこから高々7倍、8倍にすればいいだけですから縦横高さ方向に、それぞれ2倍ずつ大きくしてあげれば簡単に80億人分になってしまいます。

だから、人間1人分の汎用人工知能ができた瞬間に、それを80億人分にするのはそんなに時間がかかる話ではありません。

渡辺 健太郎(以下渡辺):2019年にプレシンギュラリティに向かっていく、走り始めるということは、いまよりさらに強烈な仮説がバンバンでてくる。

齊藤:そうですね。たとえば、いきなり統一場理論がでてくるかもしれないと期待しています。

20 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/02/16(土) 15:29:42.336 ID:+YGrmNa40.net
渡辺:そうすると、プレシンギュラリティとかシンギュラリティが多くのひとの間で、そういうことが起こるという認識もかなり進んで東京オリンピック前にはかなりのひとが働かなくてもいい新しい世界がやってくると考える可能性がありますよね。

齊藤:そうですね。東京オリンピックをやるときには世の中ガラッと変わっているかもしれないですね。そうなると本当に東京オリンピックはやるのかという話にもなるかもしれないですが。

渡辺:いまの話を聞いてオリンピックってすごく小さい話に思えてきましたね(笑)

齊藤:どうせなら、AIオリンピックとかスパコンオリンピックとかになってくれたら、などとは思います。どうせなら東京から、オリンピックの歴史を変えても良いかもしれないですし。

でもプレシンギュラリティを迎えた後には、スポーツするひとも沢山出てくるでしょう。

渡辺:余暇が増えるからそういうひとは増えるでしょうね。よりエクストリームなスポーツがどんどん発明されていきそうですし。

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