【小説】授業中、腹痛による急激な便意に耐える女の子

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

一時間目、数学の授業中
早希は急激な腹痛に襲われていた。

ギュルギュルギュル...ゴボゴボッ...

自身にしか聞こえないような
小さな腹の音だったが、
それは確かに早希のことを苦しめていた。

ほんの１ヶ月前に小学校を卒業し、
中学生になって初めて触れた
小学校の算数とは段違いに難しい数学の授業。
他の生徒においていかれないように、
腹痛に耐え、激しい便意に悶えながら
早希は必死に板書をノートに写していた。

授業終了まで残りあと20分。
今の早希にとってこの20分は絶望的に
長いものに感じられた。

グギュゥゥゥゥッ...ゴボゴボゴボッ...

授業終了に近付くにつれ、
下腹部への苦しみと便意は更に強まっていった。

そして、便意以外にもう一つ
早希を苦しめているものがおならだった。

腹痛による腸内で生成されるおならが、
早希の肛門を圧迫し続けていた。

早希は肛門を締めて
おならを出さないよう必死にこらえていたが、
我慢しようとするほど、不純物を
外に出そうという腸の働きが活発になり、
更なる腸内でのガスが早希を苦しめていた。

しかし人前で、ましてや授業中に
おならをするなど、中学生になりたての
思春期の女子にあってはならない行為だった。

だが、生成され続ける腸内でのガスを抑え続けた
早希の肛門はもう限界を迎えていた。
このまま我慢し続ければ、溜まりに溜まった
早希の大音量のおならを
噴射してしまうのも時間の問題だった。

静かな教室で大きな音を立てての放屁。
それこそ女の子である早希には
考えられないことだった。

苦渋の決断で、早希は周りにバレないよう、
小さな音でこっそりおならをすることにした。
周りに人がいる中での放屁に
羞恥や背徳感があったが、最悪の事態を
免れるためだと早希は自分に言い聞かせた。