こみっくがーるず、俺からか何もかもを奪った作品。

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

小夢ちゃんロスに陥って2週間が経とうとしている。
この2週間色々なことがあった。
まず会社を無断で3日ほど休んだ。
電話とラインが止まらないから電源を切った。
ある日後輩が家に来て何があったんですかと言われた。
俺はただただ「もういい。もう。」と繰り返した。
後輩の付き添いで心療内科へ行った。
適応障害と診断された。そんな病気聞いたこともない。
薬を処方されれたが飲んでいない。
そういえば俺には同棲していた彼女がいた。
気づくと書き置きを残して家を出て行っていた。
昨日教師をやっている友人から連絡が来た。
昔話をすると俺は中学時代剣道をやっていた。
遠くは青森の弘前。鷹揚旗という大会に出た。
そこではあまりいい結果が残せなかった。
俺は稽古に励んだ。全国大会に出た。たしか和歌山だった。
高校は剣道の強いところへ推薦で入った。
こんな話はいい。もうやめよう。
俺は小夢ちゃんの1番になりたいんじゃない。
ただ動く姿を。声を。見ていたかった。
仕事もやめようと思う。もう女もいらない。
もういい。もういいんだ。終わりにしよう。