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謝必安と范無咎は幼い頃から深い絆を結んでおり、二人はまさに兄弟のようだった。

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/08/13(火) 20:51:47.174 ID:07StkaUDr.net
ある日、二人が南台橋を歩いていると、空に雲がかかり、今にも雨が降り出しそうになっていた。
謝必安は范無咎に橋の下で雨宿りをするよう言い残し、自分は傘を取りに一旦家へ戻ることにした。
しかし謝必安がその場を離れた途端大雨が降りかかり、河の水面が瞬く間に上昇していく。
范無咎は約束を破りたくない一心で、橋の下を離れようとしなかった。

その後、傘を持った謝必安が戻ってきても、范無咎の姿はどこにもなく、河は既に橋ごと呑み込んでいた。
謝必安は心を酷く痛め、晴れの日も雨の日も、白い服を着てはその時の黒傘を持つようになり、狂った彼は南台橋で首を吊り、命の終焉を迎えた。

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