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意味がわかると怖くない話

1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/11/06(水) 18:38:12.294 ID:7umRxUvy0.net
戦時中には死体の山の周りに人魂がよく見えたそうな

2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/11/06(水) 18:39:49.822 ID:dx77psFXa.net
アフリカでは1分間に60秒経ってるとかなんとか

3 :毛ガニくん:2019/11/06(水) 18:40:36.273 ID:Fgyu5Im60.net
一年は360日じゃなくて365日

4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/11/06(水) 18:40:47.440 ID:7umRxUvy0.net
夜道を自転車で漕いでいるとカーブミラーの下に痩せ細った人影のようなものが見えた
自分が漕ぐスピードに合わせてその人影も動いていたので脇目も振らず全速力で帰宅した

5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/11/06(水) 18:41:41.006 ID:P9UEM2n/0.net
そう、あれは急な吹雪に危うく遭難しかけた時の事。
四方を銀幕で遮られた視界の中、俺たちはどうにか山小屋を見つけ出した。
しかしその山小屋には食料も燃料もなく、ただ猛烈な吹雪をしのげる屋根がついているだけというお粗末なものだった。
俺たちは真っ暗な部屋の隅でガタガ タと震えながら4人で固まっていたが、この寒さではゆっくりと凍死するのを
待つだけのようなものだった。

すると誰かがある提案をした。
その提案とは、部屋の角にひとりずつ立ち、だれかひとりが壁伝いに移動して次の角にいる人とタッチする。
タッチされた人はまた壁伝いに移動して次の角の人にタッチする。
これをぐるぐると吹雪がやむまでの間し続けるというものである。
とにかく助かりたかったので、俺たちは一心不乱に歩いてはタッチし、タッチされてはまた歩いた。
どれくらい繰り返したのだろうか。小屋の中を延々と回っていると、誰かがポツリ
「おかしくないか?」 と言った。続けてもうひとりも答えた。
「ああ……俺も思った」

6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/11/06(水) 18:42:14.058 ID:P9UEM2n/0.net
そう、それは単純な落とし穴であった。
このゲームは部屋の四隅に絶対人がいなければ成り立たない。最初のひとりが移動して、その角に人がいなくなって
しまった時点でゲームは終了してしまうのだ。
つまり、「…ひとり、多くないか?」ということである。
次第にクリアになっていく意識の中、その事実に気づいた俺たちは一目散に山小屋から逃げ出した。
外はまだ吹雪いていたが、幾分かは弱まっていたため俺たちは何とか無事下山することができた。

しかし、この話をしても誰も信じてくれない。
これはその後知ったことだが、全く同じような怪談が知れ渡っていたからだ。
そのため俺たちは長らく嘘つきを見るような目で見られた。
ただ、このまま汚名を着せ続けられたくはなかった俺たちは、去年の夏もう一度あの小屋を訪れた。
淡い記憶を辿っていくと、木々の開けた場所に例の山小屋を見つけた。
不気味に立つ山小屋の中へ恐る恐る入った俺たちだったが、その瞬間とてつもないものを発見した。
部屋が三角だった。

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