アプリリス「今日はお刺身パーティだ」　人形「わぁい」　アドル「わぁい」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

アプリリス「バラムツのお刺身だ・・・大皿から取り分けてみんなで食べような」

人形「まさかロスヴィータが魚を捌けるとは思わなかったです」

アプリリス「昔ゾラに教えてもらったんだ・・・まだまだ未熟だけど、今日はみんなに喜んでもらおうと頑張って、」

アドル「骨」

アプリリス「え？」

アドル「骨が残ってるんですけど？　骨まで食べろってことかな？」

アプリリス「ごめん・・・全部取ったつもりだったんだけど・・・」

アドル「いいよ、だって僕が食いしん坊で骨まで食べるって思ったからわざわざ付けてくれたんだよね？
　　　ありがとうアプリリス、本当に嬉しい。だって僕骨まで食べる食いしん坊だもの、ああ骨おいしい、おいしいわ骨」

アプリリス「ごめん・・・わざとじゃないんだ・・・」

人形「幼稚ですね」

アドル「・・・は？」

人形「幼稚だって言ったんです、骨なんてその都度取ればすむ話でしょう？　それをいつまでもネチネチと・・・みんなを楽しませようと思ったロスヴィータの気持ちが考えられないのですか？」

アプリリス「いいんだアネモナ・・・私が悪いんだから・・・」

アドル「チッ・・・ペッペッペ！（大皿に並んだ刺身へ唾を飛ばす）」

アプリリス「あっ・・・」

人形「何を・・・やってんだおまえッ！」

アドル「うるさい、君が絡んでくるからこんなことになったんだ」

アプリリス「やめて二人とも・・・ケンカはやめて・・・」

人形「おまえが・・・」　アドル「君が・・・」

アプリリス「やめて・・・やめろッッッ！！！！！！！！！！！！！！！！」

人形・アドル「「！？」」

アプリリス「いきなり怒鳴ってごめん・・・でも聞いて・・・お刺身はまた作ればいい・・・けど、失った友情は取り戻せないんだぞ！？」

人形・アドル「「・・・ッ！」」

アプリリス「ほら握手、握手！」

アドル「・・・仕方ないね・・・アプリリスの顔に免じて許すよ」ｽｯ

人形「ふんっ・・・」ｽｯ

アプリリス「良かった、みんな元通りになって・・・あ、お刺身作り直さなきゃ・・・今度はみんなで一緒に、ね♪」

～終わり～

アプリリス「今日はお刺身パーティだ」 人形「わぁい」 アドル「わぁい」

アプリリス「今日はお刺身パーティだ」　人形「わぁい」　アドル「わぁい」