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大正八年、明治3月のある雪の降る日のことである。
- 1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/02/10(月) 19:35:39 ID:/oQn/5xx0.net
- ある男の足元にはダンボールがあった。中には猫がにゃーにゃー泣いている。
男はなんの気まぐれかその猫を拾いあげた。「お前も乞食として生まれたのなら王になる素質を持っているのだろう」
後のレオニダス1世である。
- 2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/02/10(月) 19:42:31.294 ID:/oQn/5xx0.net
- レオニダス1世、以後レオニダスと呼ぶ、は家に帰るとさっそく買ってきた兵糧を床にばら撒けた。
- 3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/02/10(月) 19:43:19.351 ID:KY6GNkV40.net
- 大正時代に段ボールはない
- 4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/02/10(月) 19:44:31.567 ID:/oQn/5xx0.net
- ヨーグルト、牛乳、フルーチェの素、カップ麺、惣菜パン(焼きそばパンとピザパン)、多種多様なお菓子の袋たち、そしてドクター・ペッパーが12本。
本気である。マジと書いて本気である。
この男しばらく外出する気は一切ない。
- 5 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/02/10(月) 19:47:22.200 ID:/oQn/5xx0.net
- 「にゃー!にゃー!にゃー!」
拾ってきた子猫風情がやかましく部屋に響き渡る。
「ふん、外での弱々しさが嘘のように喚きおる。お主も天性の王の素質を持つのだろうな。」
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