【朗報】ニューハンプシャー州で社会主義が勝利

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

　米大統領選の民主党候補争いは第2戦のニューハンプシャー州で、サンダース上院議員が勝利した。

　「学生ローンはすべて帳消しにする。グリーン・ニューディールによって希望者は全員、国が雇う」

　全米で1.5兆ドルもの残高がある学生ローンは、政府が負担して全額免除。温暖化ガスの排出をゼロにする再生エネルギーへの大規模投資と「国民皆雇用」まで掲げる。株式売買などに新税を課して財源を捻出する。米国の市場経済は大変革が避けられない。

　米国では所得格差が戦後最悪の水準に拡大する。医療費は日本の3倍もかさみ、教育費の高騰で7割の学生は卒業時に平均3万ドル強のローンを背負う。格差への不満が強まる低中所得層には、国民皆保険や学生ローン免除などの「大・福祉国家」構想が魅力的に映る。

　サンダース氏は「金融危機を引き起こしたウォール街の経営者は刑務所に入るべきだ。薬物汚染を広めた製薬会社も腐敗がひどく、犯罪として調査すべきだ」と、徹底した企業批判も辞さない。

　経済界は「サンダース氏が大統領選で勝利すれば、革命になる」と警戒感が強まる。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55513000S0A210C2I00000/