元上司(♀)「いい？あなたが生きるも死ぬもすべて私の掌の上だということを忘れないで？」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

元上司「死にたいの？死にたくないでしょう？だったらどうして言うことが聞けないの？言うこと聞かなかったら死ぬだけよ？」

元上司「ただ一言、元上司さん愛してますって言うだけでいいの。簡単でしょう？それだけであなたはまだ生きていられるの。」

元上司「ほら、言いなさいよ。あんな女よりも、ずっと私のことが好きだって。言いなさい。言え。さっさとしろッ！！」

元上司「……あーそう。○○くん、まだ私が本気だって信じてくれてないんだ。だからこんな簡単なこともできないんでしょう？だったら……ッ…！」

元上司「……っほらあッ。これならどうッ！？これだけ体重かけられれば、ははっ……流石に自分が“死ぬ”って分かるでしょう…！？」

元上司「息ができなくなるのが先か……動脈が締まって血が止まって死ぬのが先か……フフフッ、どっちかしらねぇ…！」

元上司「ほらあッ！！さっさと！死にたくないなら！私のことを愛してると！大好きだと！！そう言いなさいッ！！」

元上司「昔から好きだったと……入社したときからずっと好きだったって！私のことがずーっとずーっと好きで好きで仕方なかったって！！さっさも言いなさいよおッ！！！」

元上司「…………ん？なに？聞こえない。……聞こえない、聞こえない聞こえないぃ…ッ。はっきり喋れッ！！口パクパクさせてるだけじゃ分からないッ！！」

元上司「ほら、少し緩めてあげるから。言いたいことがあるなら、しっかり聞き取れるように言いなさいね。言っておくけれど、妙な真似したら今度は……首の骨折って確実に殺してやるから。……で、なに？」

元上司「……………うん……………それで？……私のことが？…………私のことがなに！！………………へえ…………ああ、そう……フフ…………そう……そんなに…………あっはははははッ！！！」

元上司「ええ！ええっ！！私も！私もよ！私もあなたのことが好きだったの！大好きだったのよっ！！来る日も来る日もあなたのことばかり考えてっ、あなたのことばかり見て！好きで好きで仕方なかったのっ！」

元上司「仕事でミスして焦ってるあなたも、私に怒られて縮こまってるあなたもっ！もう気が狂いそうになるくらいに好きだったのよっ！！あは！あははは！これって両思いよね！？ねえっ、そうよねっ！？」

元上司「あはぁ……そうだったんだぁ……ずっと私たち、想い合っていたのね……。ふふ、こんなことならもっとはやく……うふふふっ。」

元上司「……ねえ、キスしましょう？お互いに好き合っているんですもの、キスくらいして当たり前でしょう？ねえ、しましょうよ。」

元上司「…………それともなに？私とキスできない理由でもあるの？それってどういう理由？……いいえ、理由はどうあれ許されることではないわ。もし、もしそうだというなら……」

元上司「…………うふ……大丈夫よ、男らしさなんて気にしなくても。こういうのは私の役目。あなたはそのまま、目を閉じてくれればいいの。」

元上司「……キス……するわね。…………うふふ……はじめてのキスが……あなたでよかった。…………うれしい…っ。」