佐天「御坂さんの妄想を現実と思い込ませる能力かぁ……」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

御坂「ちょっとあんた！待ちなさいよ！」

上条「ん？なんだビリビリか」

御坂「ビリビリ言うんじゃないわよ！」

上条「分かった分かった、それでなんの用だ？」

御坂「あんた明日のデートどこ行くかちゃんと考えてるんでしょうね！」

上条「………は？ ………デート………？」

御坂「そうよ！明日は私たちが付き合ってから1ヶ月の記念日なんだからね！」

上条「は？………付き合………え？」

御坂「まさかあんた………忘れたなんて言うんじゃないでしょうね………？」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

上条「いや、待て御坂！付き合うとかデートとか一体何の話だ！？」

御坂「……………あんた………私にあんなことしておいてしらばっくれるつもり………？」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

上条「へ……？あんなこと………？」

御坂「そうよ！ベ……ベッドの上で私のことをあんなにメチャクチャにして………///！」

上条「してねぇよ！」

御坂「愛してるってたくさん言ってくれたじゃない！絶対幸せにするって言ってくれたじゃない！」

上条「言ってねぇよ！さっきから何訳分かんないこと言ってるんだお前は！」

御坂「私のお腹にはあんたの子だっているのよ！責任取って結婚してくれるって言ったじゃない！」

上条「………お………おい御坂…………今日のお前なんかおかしいぞ………？」

御坂「………ねぇ………なんでいつもみたいに美琴って呼んでくれないの……？」

上条「え？」

御坂「………ねぇ当麻………私が何か気に障るようなことしちゃったなら謝るからさ………いい加減機嫌直してよ…………ね………？」

上条「……っ」ｿﾞｸｯ

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

御坂「あ！当麻！」

上条(ヤバいヤバいヤバいヤバい……！今日のあいつなんかメチャクチャ怖い……！)ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

御坂「待ってよ！当麻！なんで逃げるの！」

御坂「お願い！私を捨てないでよ！ねぇ！当麻ぁ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

佐天「………」ﾆﾔﾘ