悪い天才魔剣士貴族(♀)「ねえ、ボクのこと好き？」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

魔貴「うん？聞こえない。ねえ、どうなの？ボクのこと好きなの？嫌いなの？」

魔貴「…………好きって言え……殺すぞ。」

魔貴「……ふーん、そっかそっか、ボクのことそんなに好きなんだ。へー。」

魔貴「アハハ、気持ち悪っ。なんでこのボクがお前ごときに好かれなきゃいけないの？迷惑なんだけど。」

魔貴「身の程弁えてよ。お前みたいな塵芥がそう簡単に想いを寄せていい相手じゃないんだよ、ボクは。」

魔貴「ボクは未来を嘱望され、明るい将来を約束された生まれながらの成功者なわけ。お前みたいなのとは産まれからして違うわけだ。」

魔貴「そんなお前がボクのことを好きになることで、もしボクが不利益を被ったらどうするの？」

魔貴「たとえばお前の周囲の人間に、ボクがある種の好奇の目で見られたとしたら？「ああ、あいつが○○が惚れてる女か」なんて目で見られたらどうするつもり？」

魔貴「ボクって潔癖だから、そう思われてるかもしれないって時点でイヤなんだよね。バイ菌が伝染るっていうか……汚いんだよねぇ、お前ってさ。」

魔貴「まあ、見てるぶんには飽きないけどね。醜くて。でもその醜いのをボクのところまで持ってこないでほしいんだ。ずーっと遠いところでやっててよ。」

魔貴「……ねえ……これでもまだ、ボクのこと好き？」

魔貴「…………分かった……いいよ、殺してやる……一度言ったことが分からないような愚図……いらないからさ…。」

魔貴「……好き…？」

魔貴「…………ッククク……あーほんっと、気持ち悪いなぁー……お前っ。」