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いつものようにSuicaを使って通る駅の改札口。ここから俺の朝が始まる。
- 1 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:42:23.235 ID:T8lfFskM0.net
- 駅のホームへと続く階段を降り、決まって俺は4番線の一番端で電車を待った。
- 2 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:43:08.010 ID:n8DJ19hDa.net
- いつもと変わらない西改札の味
- 3 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:43:19.230 ID:T8lfFskM0.net
- 暫く待っていると、線路の奥から青色に塗られた車体が見えてきた。そう、京浜東北線だ。私はいつもこれに乗っている。
- 4 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:43:51.170 ID:kWzgus/na.net
- なんだこれw
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:44:15.316 ID:MPwtq6Yx0.net
- ここで人変わったな
- 6 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:44:36.226 ID:JpNnlfSz0.net
- 京浜東北線が地下通るとこあるっけ?
- 7 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:45:15.124 ID:T8lfFskM0.net
- 電車が徐々に近づいてくると、私の前を一気に通過した。いつもこの時に流れ込む硬い強風が、私の眠気を覚ましてくれる。
「この時が来たか」
そう心で呟くと、私は配置についた。降りる人が邪魔にならないようにスタンバイするのだ。
- 8 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:47:47.551 ID:T8lfFskM0.net
- 電車が徐々にスピードを落としていき、ブレーキの痺れる音が駅のホームに響き渡ると、数秒後に電車が完全に停車した。
「ピンポーン ピンポーン ピンポーン」
ドアが開く前の合図だ。
ごくりと唾を飲み、私は腰を構えた。
額に流れた汗が目に入る。
- 9 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:49:37.221 ID:kWzgus/na.net
- リーマンかよ
- 10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:50:57.624 ID:pdOkvnWU0.net
- 寒いのに汗とか更年期なの?
- 11 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 22:53:07.713 ID:T8lfFskM0.net
- 「くる!」
パンパンに膨れ上がった車体のドアが開いたその瞬間、私は一メートルほど吹き飛ばされた。周りを見渡すと負傷している人もいる。
だがこれはいつもの日常だ。
- 12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 23:03:22.493 ID:T8lfFskM0.net
- 立ち上がって乗車をしなければならないが、波のように襲いかかる乗客が私の行手を遮った。
「まだだ、まだ諦めるわけには…。」
ホームからは助けを求める声でいっぱいだ。
それでも私は全力を振り絞った。ドアが閉まる前に乗車する事が私に課せられたミッション。
だがそれでも進むことはできない。
すると、私は一人の男が乗客の隙間を高速で駆け抜け車内へと入っていく姿が見えた。
篠田幸太郎だ。
- 13 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2020/12/30(水) 23:06:06.692 ID:kWzgus/na.net
- コピペ?
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