先輩(♀)「……うん？どうしたの？」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

先輩「ああ……フフ、気にしないで。勝手に見てるだけだから。」

先輩「…………。」

先輩「……ねえ。」

先輩「なにか欲しいものとか、あるかな。あるなら、今のうちに聞いとくけど。」

先輩「……うん、そうか。もし途中でなにか思い出したら、いつでも連絡して。出来るものなら、揃えるから。」

先輩「ああでも、髭剃りとかそういう危ないものは駄目だよ。必要なときには私がやってあげるから。」

先輩「頼むなら、もっとかわいいものにしてね。お菓子とか、ぬいぐるみとか。フフ、せっかくかわいいんだからさ。」

先輩「フフ……うん、かわいいよ。この世で一番かわいい。だからこうして……」

先輩「…………ちょっとごめんね。会社からだ……もしもし、はい……ええ…………はい……」

先輩「……ごめんね、話の途中で。それでなんだったっけ……ああ、そうそう。キミがかわいいって……」

先輩「…………キミはそんなこと気にしなくていいんだよ。キミは優しいね……でも大丈夫、大した内容じゃなかったから。」

先輩「でも……そろそろ行かなきゃ。じゃあね。そんなに遅くならずに帰ってくるから。いい子で待ってるんだよ。」

先輩「またお昼にでも電話するから。ちゃんと出てね。さっき邪魔されちゃったぶん、たくさんお話しよう。」

先輩「じゃ……馬鹿なこと、考えちゃ駄目だよ。行ってきます。」