ツンデレ美少女「へぇー、あんたがこの魔法学校の新入生？私が決闘で試してあげるわ」主人公「やれやれ」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

医者「決闘の結果衝撃魔法が脊髄を損傷させてしまったんだ。不可逆的損傷だから、回復は見込めない」

主人公「そんな……。もう治らないんですか……」

ツンデレ美少女「……べ、べつに決闘だから仕方ないでしょ？私は悪くないわよ、あんたが避けなかったから……」

主人公の妹「……そんな事を言いに来たんですか？もう帰ってください、あなたの顔なんて見たくもありませんから」

ツンデレ美少女「わ、わたしは謝ろうと思って……」

主人公の妹「結局あなたはお兄ちゃんを傷つけただけじゃないですか、それで謝る？決闘を無理やり仕掛けて来たんですよね？謝るなら最初からしないでくださいよ」

主人公「いや、もうそのぐらいにしておいてくれよ、その人もやろうと思ってやったわけじゃないんだろうし……」

ツンデレ美少女「……こんな話がしたかったわけじゃないのに」

医者「……出口まで送ってやってくれ」

看護婦「あっ、はい、わかりました」

主人公「……俺たち庶民が高等教育を受けようと思ったのが間違いだったんだ、俺はもう農作業の手伝いも出来ない、手も火傷したから筆記も出来ない、これからどうやって生活すればいいんだろうな」

主人公の妹「……お兄ちゃんは悪くないよ、私が頑張って養うから」

医者「本当にすまないが、出来れば明日には出て行って欲しい。君たちはここで医療を受けるだけの資産を持っていないだろ？あの子から支払われたのは君の手当の分だけだったんだよ……」

主人公「……はい、どうもありがとうございました」

医者「すまないね、階級社会さえ無ければこんなことにはならなかったのに……」

～おしまい～