後輩(♀)「センパイを閉じ込めたの、あたしですよ。」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

後輩「センパイが暗闇で孤独な思いをしてるのも、空腹でおかしくなりそうなのも、無音で発狂しそうなのも、全部あたしのせいですよ。」

後輩「もしかして、本当に謎の組織に襲われて……なんて思ってたわけじゃないでしょう？センパイのよく知る、この顔の人間のしたことです。」

後輩「すべてはセンパイを孤立させるため。センパイが孤立して、こんな極限状態に陥れば、付け入る隙も生まれると思って。」

後輩「駄目ですよ、暴れちゃ。諦めちゃ。センパイがそうして取り乱すほど、センパイの心は追い詰められていくんです。だからどうか、冷静に。あたしの暴挙の真相を追求して。」

後輩「……落ち着きました？じゃあ、さっそく本題にいきましょうか。なんであたしがセンパイを孤立させたかったか、分かります？付け入る隙とやらがなんのことか、分かります？」

後輩「……あたしが？センパイのことを？はは、ありえませんよ。あたしがセンパイを陥れたり、出し抜いたり、そんなことするはずないでしょう。」

後輩「嘘はついてませんよ。あたしは決して害意を持ってセンパイを孤立させたかったわけではありません。いわば……救いのようなものでしょうか。」

後輩「あたしはセンパイのこと、助けたかったんです。」