【悲報】小説家になろうのランキング作品が酷い

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

「死火神様にお仕えする巫女は、その身を死火神様にお捧げしなければなりません」
　文字通り、とロゴール神官は続ける
　ウィリアムはその言葉を聞き、嫌な予感を覚えた。
「……前置きはいいから、リューズがどうなったのかを話せ！」
「死火神様の巫女の現れ名を軽々しく口にするのは……」
「ちっ！　その死火神様の巫女は、どうなったんだ！」
　ロゴール神官はムッとしたように口許を歪めたが、諦めたらしく、ことを話し始めてくれた。
「彼女は、前日の儀式により正式に死火神様の巫女となりました。そして、それに伴い――」
　――赤の神器により性器を焼き潰し、その操を死火神様へと捧げました。
　ロゴール神官は、そのおぞましい事実を、あっさりと口にした。
「な、な……そんな……」
　そしてそれは、それだけに留まらなかった。
「その後は巫女としての役割に真っ当できるよう眼球を抉りだし、耳を落とし、鼻を削ぎ、正式な死火神様の巫女となられました。今は四の月の祈祷に入っております」
「ふっざけんなぁっ！」
　ウィリアムは、言葉の意味を十全に理解するより先に、ロゴール神官の顔面に手の甲を叩きつけた。

犯罪者の巣窟だってはっきりわかるわ