敵将軍(♀)「もっとその顔をよく見せておくれよ。」

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

将軍「……フフ……かわいい…。」

将軍「こうして見ると、案外まつ毛が長いのだな。いつも大仰な兜をかぶった姿しか見ていなかったから、知らなかったよ。」

将軍「……お前のこの顔を私の傍らに収めるために、どれだけの犠牲を払ったか……まったく、高くついたものた。」

将軍「誰かさんが意地を張らず、さっさと我が軍門に降っていれば、無駄な血を流すことも、こんな惨めな姿を晒すことも、なかったものを。」

将軍「だが、もうそんな不毛な争いはおしまいだ。もはや雌雄は決した。こうして私の手に撫でられている貴様と我々に争う理由などあるまい？」

将軍「もうお前の戦いは終わったんだよ。お前はもう、戦士ではない。物だ。物なら物らしく、私の寵愛を受けるがいい。」

将軍「…………フ……フフッ…。」

将軍「……まったく、可愛げのないやつだ…。自分の置かれている立場というものが、どうも分かっていないらしい…。」

将軍「言っただろう、お前は物だと。戦士らしい名誉ある死を迎えることなど、もはや叶わない。お前はこれから、私が飽きるまで、永遠に、この私の慰みものになるんだよ。」

将軍「…………そうするために、ここまで骨を折ってきたのだ…。楽しみを取り上げるような真似をしてくれるな……フフフ…ッ。」