昔とある豪邸に泥棒に入った話

1 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:05:49.174 ID:VqMFAXp50.net

ある男から依頼を受けた
その家の金庫には二千万円ある
情報量の五百万であと1500万はくれると言われた
ただ五百万払わなければ殺すと言われた

俺は受けた
仲間と深夜に忍び込んで金を探した
金庫は見つけ金を見つけたが一千万円しかない
いくら探しても見つからないので住んでる奴を起こして残りの金のありかを聞くことにした

夫婦を椅子に縛り付けて吐かせることにした
しかしいくら脅しても吐くことはなかった
もちろん殺すつもりも傷つけるつもりもなかったので俺たちは再び探した

そうすると地下室を見つけた
地下室を降りると女の子が監禁されていた
布団の上にに縛り付けられて眠っていたのだ

2 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:07:53.512 ID:84yLUslYM.net

いい話だ
感動した

3 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:07:54.518 ID:UB+Rao4J0.net

終わり

4 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:08:43.071 ID:VqMFAXp50.net

俺たちは見なかったことにしてその場を去ろうとしたがこれを口実にすれば泥棒のこともうやむやにできるかもしれないと思いその女の子を助けることにした

近くに置かれていた車いすに座らせ彼女を両親の目の前に連れて行った

すると両親の様子が少しおかしい
もちろん監禁してたのがバレたので動揺はあるだろうが、それが見つかったのが理由の動揺の仕方じゃない

娘を地下室に戻せ
顔を覆え
腕と足を縛ってくれ
金はやるからまず地下室に娘を連れて行ってくれと先ほどの様子から一変した

5 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:09:41.042 ID:9iX9yeq20.net

見てるぞ

6 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:11:29.341 ID:K3QzzQBf0.net

期待

7 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:13:13.205 ID:VqMFAXp50.net

あれだけ金は出さないと言っていたのに娘を連れてきた瞬間これだ
娘を助けたいというより自分たちから娘を遠ざけたい様子だった

俺は金のありかを聞いて回収、そして娘と仲間をつれていこうとしたらその場にいなかった

父親が言った
「だから言っただろう もう手遅れだ」

俺は訳が分からなかった
とりあえず仲間を捜し回った

そしたらとある一室で首を吊って自殺していた

あの娘がやったのか？
でもまだ幼い少女だ
こんなことできるはずがない

俺はその娘を探すと倒れている姿を見つけ、もう動かないように車いすに腕と足を縛ってその場を去ろうとした

8 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:13:36.369 ID:4eOldwHk0.net

小説としてはクソだけど
ネットの掲示板なら暇つぶしになるから見てやるぞ

9 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:15:37.595 ID:56Tc79Hf0.net

終わったかな
乙　いい話だった

10 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:16:06.546 ID:rEFyAJLc0.net

きになるからはよ

11 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:16:43.080 ID:cy0IvXQ90.net

なんかそんな映画あったな

12 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:19:37.707 ID:VqMFAXp50.net

俺は両親に聞いた
何が起こったんだと

母親は必死に俺に何かを伝えようとしてたが父親が遮った
どうせ信じるわけないと

だが母親がさらに声を大きくして伝えた
娘をこの家からよっぽどだしたくないのだろう

「今日除霊する予定なの あと少しで霊媒師の方がくるの だからお願い それまで娘を地下に入れておいて」

叫ぶように母親は訴えかけた

俺はそんなの信じてないつもりだったが、仲間のことがあって半信半疑になった

その時娘が喋りだした
少女が話すような幼い言葉ではなく、まるで老婆が話すように貫禄がある話し方だった
俺の辛い過去を知っていた
俺が今までどんなことをしてきてどんな人生を送ってきてるのかも知っていた
俺がどれだけひどい人間なのかも知っていた

父親は耳を貸すなど言うがどうしても聞き入ってしまった

その少女の姿が過去の黒歴史のあらゆる人々に姿を変え俺を罵った

まるで悪夢を見ているようだった

13 ：以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします：2021/05/25(火) 07:27:14.772 ID:VqMFAXp50.net

父親が叫んでハッとした
俺は我に返った
娘から貫禄が消え少女のように悶えながら「お願い！私を地下室に戻して！またやつがくる！その前に早く！」

そう
彼女は地下室に監禁されていたわけじゃない
彼女が望んで地下室にいたのだ

彼女はそういうと再び意識を失った

俺はその間に急いで地下室に彼女をつれていきベッドの上に縛った
金のことはすっかり忘れていた
両親を開放し帰ろうとしたら父親が金を渡してきた

「金がないと殺されるんだろ？どうせ俺たちもそう長くないかもしれない 持っていけ」と言われその家をあとにした

帰るさいに俺とすれ違った人が多分霊媒師の人だろう

数日後ニュースを見た
俺が泥棒に入った家のニュースだった
夫婦二人と霊媒師一人の自殺した報道だった
娘のことはまるでそこにいなかったかのように一切何も報道されていなかった

どこに行ったのだろう