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映画化されているオススメの小説を語らせてくれ

1 :◆QHUMtA89T.:2015/05/01(金) 08:20:00.08 ID:XglPM+O5K
僕がオススメの小説を紹介するスレ。
また、その小説が映画やドラマ等の実写化がされていれば、それも紹介したい。

ネタバレはしないので読んでない人の参考にもなれば嬉しい。

基本的に小説を原作として映画化した場合には、時間的な制約がある為に、内容の全てを実写化は出来ない事が殆どである。
また、心理描写も難しい事が多い。
そういった問題を乗り越えて名作になった映画もあれば、駄作となってしまった作品もある。

小説好きと映画好きの人に読んで頂けたら嬉しく思う。

2 :◆QHUMtA89T.:2015/05/01(金) 08:23:47.24 ID:XglPM+O5K
『永遠の0』
百田尚樹氏のデビュー作であり、2013年8月付けで文庫部門1位を記録し、同年12月には文庫版の販売部数300万部を突破した大ヒット小説。
小説と映画では、ストーリーに大きな変更はないが印象は随分違う。

【あらすじ】
第二次世界大戦、「娘に会うまでは死なない」と言った宮部久蔵は何故、特攻を選んだのか。終戦から60年を経て、封じられていた事実が明らかになる。

【映画】
映画では岡田准一演じる宮部久蔵の人間ドラマを中心に物語は進んでいく。
空戦シーンにも迫力があり、一昔前の邦画の様な特撮のチープさはない。
ハラハラも感動もしたい人にオススメの作品。

【小説】
小説は第二次世界大戦や、零戦の歴史の描写が多くなっている。
大戦当初は無敵の強さを誇った零戦が、軍部の判断ミス、熟練したパイロットの減少、機体の質の低下、グラマンF6Fやシコルスキーといった敵の新型対抗機の登場等により、徐々に圧されていく。
特に「第二次大戦最優秀戦闘機」と評されたP-51ムスタングの登場で、零戦が雑魚扱いされていくシーンには悲壮さを感じた。

映画の主役は宮部久蔵だが、小説の主役は零戦なのだ。
戦闘機好きなら小説の方をオススメする。

3 :◆QHUMtA89T.:2015/05/01(金) 19:48:39.69 ID:XglPM+O5K
『容疑者Xの献身』
おそらく日本で一番有名な作家である東野圭吾氏の傑作推理小説。

【あらすじ】
花岡靖子は高校生の娘と二人でアパートで暮らしていた。そこへ靖子の元夫が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。花岡靖子は口論の末、殺してしまう。呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。

【小説】
東野圭吾氏の作品は良い意味でワンパターンである。いい意味で。在り来りな展開と見せといて、あっと驚くどんでん返しが待っている。
この作品もそうだ。殺人事件を隠す犯人、犯人を推理する人間・・・よくある展開と思わせて驚くトリックと純愛・・・

【映画】
東野圭吾氏原作では珍しく(唯一?)映画化が成功していると思う。
この映画は、一部の設定の削除や、花岡靖子や娘の心理描写を変更する事で映画として成功している。お見事。
僕は感動という点では映画の方が上だと感じた。
「どうしてぇ?」

4 :◆QHUMtA89T.:2015/05/01(金) 23:51:15.41 ID:XglPM+O5K
『告白』
湊かなえ氏のデビュー作。2009年には本屋大賞を受賞した傑作ミステリー小説。

【あらすじ】
ある中学校の1年B組で担任の森口悠子が静かに語り出す。
「わたしはシングルマザーです。わたしの娘は死にました。警察は事故死と判断しました。でも事故死ではありません。このクラスの生徒に殺されたんです・・・」

【小説】
小説も映画も観ていない人がいれば、映画の方を先に観ることをオススメする。
映画の方が面白いと言っている訳でなはない。映画を先に観てからだと、小説が更に面白くなる。

【映画】
素晴らしい。あれだけ優れた小説を見事に映画化している。
この映画の良い所は、内容が同じであるのに見せ方が全く違うところ。
セリフだけで進む淡々とした小説を、AKB48やジャズ等、愉快な音楽を多用し、新しいスタイルのミュージカルの様な作品に変えている。クラシックも。
物語の冷酷さに、この音楽の幅の広さ、圧巻。

この映画の橋本愛は女優としてのオーラが半端なく伝わってきた。売れるだろうな、と思った。
映画『バトルロワイヤル』の柴崎コウを見たときも同じ印象を受けた。
僕の女優を見る目は正しいようだ。

5 :以下、VIPがお送りします:2015/05/01(金) 23:53:08.22 ID:xgjorWg2W
わざわざ時間あけてレス乞食してるとこ
悪いが需要ないよ
元から評価高いのなぞってるだけじゃん



6 :新参 ◆fK6wy6EaLs:2015/05/01(金) 23:54:38.32 ID:7TLejWcZf
なんとなく来てみたら終わってた

7 :◆QHUMtA89T.:2015/05/01(金) 23:58:11.30 ID:XglPM+O5K
『八日目の蝉』
母性をテーマとした角田光代氏のサスペンス。
第2回中央公論文芸賞受賞作

【あらすじ】
妻子ある男の愛人であった女は男の家に侵入していた。眠っていた男の赤ん坊を一目見るためだったが、赤ん坊が笑いかけたのを見て衝動的に誘拐する。
小説も映画も面白いが、どちらかと言えば映画の方が上。

【映画】
一部のエピソードの削除も間違っていないし、何よりキャストがいい。
誘拐犯の永作博美、母親の森口瑤子、娘の井上真央、ピッタリ合っている。
だが劇団ひとりだけは違和感がある。『嫌われ松子の一生』でもそう感じたが、彼が出るとコメディ映画の感じがしてしまうのは僕だけか?
劇団ひとりの演技力は素晴らしい、だからこそ、演技中心のコントが面白い。だが、それが災いし、映画でもコメディアンに見えてしまう。

【小説】
映画の方がいいと書いたが、小説が悪いわけではない。いい小説をいい意味で映画化出来ているのだ。
映画を観てから小説を読むと、映画で削除や変更がされている所も、それで問題ない事が分かる。
ラストも映画の方が感動できた。
小説も映画もオススメの良作。

8 :新参 ◆fK6wy6EaLs:2015/05/02(土) 00:00:23.02 ID:DkUI9CCPX
続くんかいwww

9 :新参 ◆fK6wy6EaLs:2015/05/02(土) 00:01:10.27 ID:DkUI9CCPX
と思ったら別の人のレスだった

10 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 00:02:33.66 ID:0/CO+vJqB
>>9
スミマセン、もう少し続けさせてください。

11 :新参 ◆fK6wy6EaLs:2015/05/02(土) 00:04:35.13 ID:DkUI9CCPX
いや否定したいわけじゃない

>>5>>1に見間違えただけ
続けてください

12 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 00:09:09.80 ID:0/CO+vJqB
>>11
いえ、>>5の言う通りです。
書き留めてなかったので、レスが遅くなってレス乞食なんて思われた僕が悪いのです。
出来るだけ早く終わらせますので、お付き合いください。

13 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 00:14:07.71 ID:0/CO+vJqB
『イニシエーション・ラブ』
バラエティー番組の、しゃべくり007で、くりぃむしちゅーの有田哲平が「最高傑作のミステリー」とコメントし、注目を浴びた小説。
恋愛小説でありながら、ミステリー小説でもある。

【あらすじ】
大学生の僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕をたっくんと親しく呼ぶマユと恋に落ちて…。恋愛小説と思いきや、「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

【小説】
くりぃむしちゅーの有田哲平の話を聞いていたので、普通の恋愛小説ではないとは思っていたが、後半から若干の違和感を抱えながら読了。
恋愛小説としては至って普通の内容だが、最後の2ページで「???ナニコレ??何か違う?」、最後の2行で「!っ、えーーーー!!」…やられました。

【映画】
今年に映画化されるそうだが、あのトリックをどうやって映像にするのだろう。
ラストは変更する予定らしい。

14 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 00:32:30.89 ID:0/CO+vJqB
スミマセン、眠いので続きはもう少し待ってください。
お休みなさい。

15 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 08:07:42.58 ID:0/CO+vJqB
海外作品もチョット。


『アルジャーノンに花束を』

【あらすじ】
32歳でありながら5歳程度の知能しかない青年チャーリイは、ある大学教授から、動物実験で天才となったハツカネズミの「アルジャーノン」が受けた脳手術を勧められる。手術は成功したが・・・

【小説】
この小説と『塩狩峠』を読むと女にモテる、と聞いて読んだ本。未だに素敵な出会いがないのは効果が出るのに時間がかかっているのだろうか?
半世紀以上前に出版されたダニエル・キイス氏によるSF小説。SFといっても宇宙や未来を舞台にしているわけではない。
最初の数十ページは読むのが辛いと思うが、そこを乗り越えれば最後には感動が待っている。
個人的にはフェイとのくだりがお気に入り。

【ドラマ】
過去にユースケ・サンタマリア主演でTVドラマ化され、現在、山下智久主演でドラマ化されている。 まだ4話しか放送されていないが、設定には大きな変更がある。
ネットでは学芸会レベルと酷評されている山下智久の演技だが、最後まで見届けたい。

16 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 08:16:30.22 ID:0/CO+vJqB
『白夜行』
僕が東野圭吾氏の作品で一番好きな小説。大傑作。

【あらすじ】
1973年に大阪で起きた質屋殺し。何人もの容疑者が捜査線上に浮かぶが、決定的な証拠がないまま事件は迷宮入りになる。
被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・西本雪穂は、その後別々の人生を歩んでいくかに見えた。だが、二人の周囲には不可解な凶悪犯罪が次々と起きる。人の心を失ったゆえの悲劇を、叙事詩的スケールで描いている。

【小説】
多くの人が感想で述べているが、 この小説は主人公2人の心理描写が全くない。周りの人物たちの視点や感情、推測だけで構成されている。
それにもかかわらず、主人公2人の心情がひしひしと伝わってくる。
ページ数も多く、心理描写も想像に頼る部分が多いために、読むのに時間がかかるかもしれないが傑作。東野圭吾氏好きで読んでいない人はいないであろう小説。

【映画】
残念、そして映画化すると、こんな感じになってしまうのであろうなと思ってしまう、悪い意味で想像通りの作品。
この作品の本質は、恐ろしい女と、それを守ろうとしていつしか取り込まれてしまう男の関係性。
映画には時間的な制約がある。約2時間で詰め込むから構成や表現方法は原作とちがってくるのは構わないのだが、
この監督は理屈や背景を理解していないと思われるので、エピソードを端折りすぎて、繋がりも辻褄も何も無い。
あと、刑事が船越英一郎はやめてくれ。テレビドラマに見えてしまう。この人を刑事役にした時点で、見る前から2時間ドラマ臭がする。
キャスティングの際にそういうこと考えなかったのだろうか。

17 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 08:28:04.49 ID:0/CO+vJqB
『青い炎』
『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞したホラー小説作家でもある貴志祐介氏の青春ミステリー。

【あらすじ】
こんなにも切ない殺人者が、かつていただろうか。17才の少年が望んだものは、ありふれた愛。ただ、それだけだった。

【小説】
この作品の本当の悲しさは殺人者になってしまったことではない。先ず、主人公が殺人ありきで全てを解決しようとしていることだ。
殺人を、『強制終了』と呼び、その計画を『ブリッツ』と名付け、まるでゲームか何かのように完全犯罪を企む。
彼の姿には、正直「殺すしかなかった」という悲しい切実さがあまり感じられないのだ。
他の殺人についても利己的だ。
判断ミスという意味で「悲しい殺人者」であることは間違いないのだということに、後半で気付き始める。
僕のような大人(おっさん)目線で読めば、少年の未熟さゆえの悲しさに胸が詰まる小説になるんじゃないかと思う。

【映画】
僕は貴志祐介氏作品の映像化は難しいと思う。彼の作品は文字による心理描写が上手すぎて、映像ではそのスゴさが伝わらないのだ。
演者も二宮和也が原因ではないと思うのが、映画の方は主人公の悲壮さが伝わらない。
二宮和也は問題ない。しかし、松浦亜弥は完全にミスキャストだ。彼女に演技は出来ない。


余談だが、同氏の『クリムゾンの迷宮』は、漫画化はされているが、内容の倫理面から映画やドラマ化は難しいだろう。

18 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 09:13:00.94 ID:0/CO+vJqB
『秘密』
長らく大きなヒットに恵まれていなかった東野圭吾氏が、ブレイクすることとなった出世作。
キャッチコピーは『運命は、愛する人を二度奪っていく』

【あらすじ】
妻と娘が乗ったスキーバスが崖から転落してしまう。妻は死亡してしまい、娘は回復不能と言われたにもかかわらず奇跡的に助かる。しかし娘の身体に、死んでしまった妻の魂が宿っていた。
娘の身体に宿った妻に、男は戸惑いながらも周囲には決してバレないように生活する。

【小説】
記憶に残る東野圭吾の代表作の一つ。
結末をハッピーエンドととらえるかどうかは読者次第だ。男には傑作、女には気持ち悪い作品と感じるようだ。

【映画】
一言で感想を言うと「チープ」に尽きる。
演出も編集もお粗末としか言えない。
小説では楽しめた娘(広末涼子)と高校時代の先輩(伊藤英明)のデート?に主人公の男(小林薫)が現れるシーンの演出の下手さには失笑。
ラストもあれでは意味が変わると思う。秘密じゃないよ。

19 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 10:18:05.84 ID:0/CO+vJqB
『ハサミ男』
殊能将之氏による傑作ミステリー小説。 著者のデビュー作であり、1999年に第13回メフィスト賞を受賞した作品。

【あらすじ】
女子高生2人が、喉にハサミが深く差し込まれていた手口で殺害される事件が発生していた。マスコミは犯人を「ハサミ男」と命名する。ハサミ男は連続猟奇殺人犯として世間の耳目を集めていた。

【小説】
叙述トリックと紹介すると、それだけでネタバレだと怒られるかもしれないが、やはりこの作品を叙述トリックの代表作の一つとしてオススメしないわけにはいかない。
僕はイオンのフードコートでこれを読んでいて、思わず「えっ!」と叫んでしまい、恥ずかしい思いをした。

【映画】
叙述トリックの映像化はやはり無理なのか。叙述トリックを楽しめるのは読書家だけの特権か・・・
「この方法があったか」と思わせる新しい叙述トリックの表現ではあったが、面白さに繋がるまではいかなかった。

20 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 11:10:10.29 ID:0/CO+vJqB
『黒い家』
貴志祐介氏による日本のホラー小説。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。

【あらすじ】
大手生命保険会社で保険金の査定業務を担当する主人公は、保険加入者の呼び出しにより黒い家を訪問するが、そこで保険加入者の子供が首を吊った状態で死亡しているのを発見してしまう。

【小説】
疑うことなく傑作。小説には、超能力も幽霊も出てこない。それでいて怖い。本当の恐怖と言うのは人の心の中にひそんでいる、という事を認識できる作品。
”サイコパス”という人間は元々人間社会に存在していたが、現代になってようやく理解・分類ができたのではないだろうか。
この映画でも警察の動きが悪いが、それは、当時はストーカーという”サイコパス”心理が社会には十分に理解されておらず、危険性が認知されていなかったからだと思う。
貴志祐介氏自身が保険会社の社員だったこともあり、生命保険という制度の表と裏について非常に綿密に描かれている。その辺りにも興味を持って読むと楽しい。

【映画】
日本と韓国で映画化されたが、韓国版は観ていないので、邦画の方の感想を。
俳優の声が小さく何を喋っているのか聴きづらい。慣れてくると、今度は過剰な演技が原作を無視しているということがはっきり分かる問題作。
映像で見せる分、グロテスクだが、一瞬にして爆笑もののシーンもある。 特に演技が全般的におかしいと思うのは僕だけか。

21 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 11:11:00.61 ID:0/CO+vJqB
『ダイ・ハード』
1988年のアメリカのアクション映画。ロデリック・ソープの小説 Nothing Lasts Forever (1979年、邦題は『ダイ・ハード』)を原作としている。大ヒットした為に、現在Part5まで作られている。

おそらく映画の方が有名なので、ここでは映画の方を中心に書く。

今作でテロリストのリーダーを演じ、今は『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生役の方が有名なアラン・リックマンが
最近結婚したことが明らかになったので書きたくなった。

【あらすじ】
『映画版』ジョン・マクレーン刑事は妻ホリーに会うため、ホリーが務めているビルに入る。突如その場に、テロリストが乱入し、ビルにいた全員が彼らの人質になる。別の部屋にいたマクレーンは脱出し難を逃れる。

【小説】
原題:Nothing Lasts Forever。1979年にロデリック・ソープが発表したアクション小説。
日本では映画公開に合わせて出版された為、邦題は映画と同一の『ダイ・ハード』に改められた。
主人公もテロリストもビルも映画とは設定が違う。雰囲気も随分違い、暗い描写が多いがこちらも面白い。
大幅に設定を変更しているにも関わらず、原作を読むと映画はかなり原作に忠実だったことが分かる。


【映画】
最高と評価も高い傑作アクション映画。25年以上前の映画だが『ターミネーター2』同様、未だに色褪せない。
この映画以降、アクション映画の流れが変わり、多くの類似作品が生まれた。
当初、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演したアクション映画『コマンドー』の続編として映画化される予定だったのは有名な話。
因みにPart3は『リーサルウェポン3』のボツ企画が脚本だったのも有名。
この映画の素晴らしいのは、「前半の全てのセリフに後半でオチがある。」という事。脚本が本当に練り込まれている。僕は吹き替え版のセリフが言える程、観ている。

22 :◆QHUMtA89T.:2015/05/02(土) 11:45:21.86 ID:0/CO+vJqB
『天空の蜂』
東野圭吾氏の長編クライシスサスペンス。テロや原発といった、ある意味、旬の作品。

【あらすじ】
軍用の巨大ヘリコプターがテロリストに奪取された。ヘリは大量の爆薬物を満載したまま、高速増殖炉の上空へ飛び去った。
日本政府へ届いた脅迫状は、現在稼動中や建設中の原発を全て停止しろ、さもなくばヘリを高速増殖炉に墜落させる、という驚くべきものであった。

【小説】
東日本大震災以前に、原子力発電所の内部や労働者の放射能の問題を書いている事に感服。
原発やヘリの専門用語が多く出てくるが、知識の乏しい僕にも理解しやすいのは流石、東野圭吾氏。
新しい知識を手に入れる事ができる。これが読書の醍醐味だ。

【映画】
今年に映画化される予定。
小説を読んだときに、映画化しやすいテーマだと感じたが、実際に映画化されるまでに15年も掛かったのは、やはり原発の恐怖を描く事への配慮だろうか。
そして東日本大震災がこの作品の映画化のきっかけになったのだろうか。
久し振りに主役を演じる江口洋介を見たいと思う。

23 :◆QHUMtA89T.:2015/05/03(日) 09:12:49.50 ID:lIYrmd4zX


24 :以下、VIPがお送りします:2015/05/03(日) 13:47:33.80 ID:Hmo6yo7UA
レスしてもらえないからってらって
定期的にあげんな

25 :以下、VIPがお送りします:2015/05/03(日) 14:22:22.05 ID:tq3dNizqv
で本当に終わったのか?

26 :以下、VIPがお送りします:2015/05/03(日) 14:29:39.42 ID:tq3dNizqv
何故日曜日になってから終わらせた?

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