「意味がわかると怖くない話」というジャンルを考えたから読んでくれて

以下、？ちゃんねるからVIPがお送りします

タイトル「裏のメシア」

ある時ぼくは知らない街に用事があり駅前を歩いていた
お腹が空いてきたので食事処を探したが見当たらなく途方に暮れていると
死にかけの老婆みたいなババァが歩いていたので声をかけてみた
「この辺に飲食店的なものはありますか！」
するとババァは「裏メシア！裏メシア！！」とアホみたいに繰り返した
ぼくはヤバいやつに話しかけちゃったと思いその場を立ち去った
道の裏に出たところ、そこに古びた食堂があった
ああ、あのババァは「裏メシア」ではなく「裏飯屋」と言ったのだなと気づき少し安心した
しかしよく見ると食堂は営業していないようだった
「ああ、悪の十字架...」